関西ならでは その2

 この手(エロ)の方言の聞き違いを、先日観たDVD 映画 『寝ずの番』*1 でも紹介していた。

 さり気なく「ソレ」を勧める長門裕之氏の軽妙な演技には、オチを知っていても爆笑させられた。

 思うに大阪弁ほど「エロ」なものはないのではないか。それほどに感情が伝わりやすいと思うのだ。

 「好っきやねん」という言葉が他府県でウケたりするのも、そこではないか。実際、大阪の若い男女は愛の告白に「好っきやねん」とは言わないが。

 笑福亭 鶴光 氏が東京で人気を得た第一歩も、そのトークのエロさにあっただろう。

 「きみ、セックスしない?」 と聞かれて、つい「いいわよ」と返事をしてしまいそうだが、(そうか?)

 「ねぇちゃん、オ〇コしまへんかぁ」 と言われたら、多分一生のトラウマになるほど「引く」のではないか。

 それほどにその言葉が即具現的に視覚化されるパワーを持っているのだ、大阪弁は。

 「尻を触る」 「乳房を舐める」 と言うと、サラッと聞こえるが「おいどいらう」「おちちねぶる」と聞いただけで、もう視覚どころか音まで聞こえそうである。

 更には大阪弁には「いらいたおす」「ねぶりまわす」という使い方もあって、それはもう互いの最上級である。

 ここまでいくともはや嗅覚まで侵されそうだ。エネルギー源や道具さえ必要ないバーチャル・リアリティである。

 とはいえ、地元大阪の女の子たちはネィティブ・スピーカーだから、この手の言葉には免疫がついている。

 もしこれを見ている貴方が大阪出張になった時には、キャバクラなりで試して見られるとよろしい。

 「ねぇちゃん、オイド回りナンボや?おチチねぶりたおしたるデー。けつねうろん食うてヨロ川へドライブせえへんけー」*2

 これでひっぱたかれなければ合格なのだが、もし不幸な結果に終わったとしても、そこはどうか 「おめこぼし」 いただきたい。



編集部・注

*1:中島らも の著作の短編集『寝ずの番』を原作とした喜劇映画(2006年4月公開)。文部科学省認定作品でありながら、エロい言葉が頻出(七十数回)することを理由に、「R-15指定」を受けたいわく付きの作品でもある。

*2:「彼女っ、ヒップのサイズは?オッパイを舐めてあげるよ。きつねうどんを食べて、淀川へドライブに行かないかい?」(訳・Anthony )



投稿者: ぐっちゃん





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5 Comments

be-free

言葉に力があるのでしょうね(^▽^笑)

  • 2008/03/17 (Mon) 23:18
ほりたま

あまりにも、えげつない(^^ゞ

  • 2008/03/18 (Tue) 13:21
TAKA_1

改めて

我らがこの大地(大阪)には、ラテンの血が流れているのだと再認識させられましたね。

  • 2008/03/18 (Tue) 14:30
霧島

大阪弁って、淫猥(いんわい)で、下賤で、

汚穢(おわい)ってことが!??(爆)

  • 2008/03/18 (Tue) 19:55
  • EDIT
TAKA_1

はい

霧島さん、おっしゃる通りだと思います。

  • 2008/03/18 (Tue) 20:33