第37回 森林保護
僕も初めて見たのですが、さすがに環境大国のドイツです。燃費も良くて安価で、二酸化炭素を排出して樹木を育てる手段に出たようです。
それに比べて我が国日本の遅れている事、遅れている事。なんでも、その方がセルフスタンドで軽油を入れていたら「お客さん!それハイオクと違いまっせ!」とスタッフが飛んで来たそうです。
環境にしろ経済にしろヨーロッパ諸国やアメリカなどと比べて二十年も三十年も遅れてます。
だから世界中から島国根性などと軽蔑されるのです。民度の低い日本人は今こそヨーロッパに学ぶべきでしょう。ヨーロッパ万歳!
って嘘ですよ。
西洋諸国にしろ日本にしろ、本当に地球環境を保護したいならば事業を縮小し、やがては車の無いクリーンな地球を目指すべきです。
とは言え、現実を見れば車社会の現代です。なんとか二酸化炭素を吸収するように、緑を増やす努力をせねばなりません。
その為にはまず、戦後の日本の山を覆い尽くした杉や檜などの針葉樹を極力減らし、ブナやナラなどの落葉樹に植え替える計画を立てねばなりません。
現在の日本の林業事業はひどいもので、ほとんどの建築材を安い中国などの輸入健在に頼っている状態です。
無論、そうなれば売れない国産樹木を育てる意欲も無くなり、山主さんがやる気を無くして下刈りも枝打ちもせずに針葉樹林は荒れ果てている状態です(ちなみに「下刈り」「枝打ち」とは杉の幹をより太く育てる為に雑草を刈り取り、余分な枝を切る森林事業でもっとも大切な仕事です。『タカスギ開発』のコマーシャルと言えば分かりやすいでしょうか)。
元々、森林事業とは苗を植え、子供が育て、孫が切り取り、収入を得る。そしてその孫が次の孫の為に苗を植える、そんな歴史を繰り返す親子三代に渡るプロジェクトなんです。
それが今となっては中国産に押されてしまって、今では壊滅状態です。
今後、日本の森林を林業中心に持って行くのか、それともブナやナラなどの落葉樹の森に帰すのか。これはもう政治レベルの話です。
本当に環境保護について考えるのなら地方行政、及び国会議員が真剣に議論せねばなりません。政治家の皆さん。しっかりしなはれ。
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投稿者: Nao 補足・投稿者: Anthony
[編集長-補足]
(時間帯や接続状況により視聴できない場合有。時間が経ってからどうぞ)
Naoさんが「『タカスギ開発』のコマーシャルと言えば分かりやすいでしょうか」と書いたのですが、そんな西日本の、それも既に存在しない会社(高杉開発は解散後、グループの子会社のみが熊本県に存在している)のTV-CMを知っている読者は少ないと思われますので、懐かCMの動画を見ていただいて、少しでもイメージを掴んでいただけたら幸いです。
まるで、詩吟のように唸るオヤジの声が印象的ですが(笑)、僕が子供の頃は「高過ぎ、高過ぎ、高過ぎって、そんな高かったら、家が買われへんやないか~」と、冗談で言っていた。
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