その5 芳香

 「気高きフレーバーを貴方に」。「セレブな香りを独り占め」。「甘き世界にお誘いいたします」。

 別に香水メーカーの広告ではない。身体中からタバコの匂いがただようのだ。

 しかも、一仕事終えた後の、あの感覚。あの匂いが身体を包むのである。まさしく「甘いフレーバー」である。そう「甘い」のだ。

 こんな所にも依存性薬物の恐ろしさが待っている。

 頭に直接語りかけてくるのだ。「隣のコンビニに自動販売機があるよ。さあ、たった300円でこの苦しみから逃れられるよ。ライターなら周りのスタッフが持ってるから。早く買いに行きなさい。」なるほど、これが甘い囁きか。

 こうなれば、もはや「依存性薬物」も一人の人格に思えてくる。

 しかし、それは表面だけの優しい誘いであって、本質は「悪意」そのものである。

 明日は久しぶりの休みだ。休みの日にも「禁断症状」は襲ってくるのか。

 しかしこの日、それをも覆す意外な「非日常」を体験した...



投稿者: Nao



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1 Comments

Anthony

こんなコメントがありました!

投稿者:nao 2006/9/3 18:16

山口さん、それはヒ・ミ・ツ。次回に。

先日、お姉さんがいるお店に飲みに行ったら自転車盗まれた。トホホ。


投稿者:JDA 2006/9/3 11:55

甘い香りに、甘い囁き....女みたい。


投稿者:山口ジジイ 2006/9/3 0:44

「意外な非日常の体験」って、なんだなんだ?
早く続きを読みたい!


  • 2008/02/09 (Sat) 19:35