第32回 穀物燃料

 世間というかマスコミでは、株安が話題になっているようです。僕の年収は200万円をちょいと超す程度ですが、そこそこ美味しい食べ物を食べて毎日を過ごしています。

 話に聞くとアメリカの投資家は朝からハンバーガーを食べて、ロマネコンティをラッパ飲みしているとか。

 年収が一億円の人達が、投資の失敗で年収300万円になったら、どうなるのか?まったく想像出来ません。

 さて、そんな投資家達を更にバックアップしているのが、食糧を原料とした 「バイオ燃料」 とか言う商品です。

 結論から先に申しますと、地中から掘り出される石油は機械を動かすエネルギーであって、穀物を代表とする食糧は生物を動かすエネルギーであるという、揺るぎない事実です。

 逆説的に捉えるならば、あのバイオ燃料とかいう類いは石油をいかにして食糧に転換しようか、と思い悩んでいる状態と一緒です。

 狂っています。確かに近代農業は莫大な石油を消費して成り立つ「産業」です。

 トラクターから始まり農薬散布のヘリコプター、セスナ機に至るまで現在の農業事情は、石油無くしては成り立たない産業と化してしまいました。

 連日、世界のマスコミや政府や、果ては国連に至るまで地球環境問題の大合唱です。

 それならば、どうして近代農業の在り方を見直す議論が出ないのでしょうか?

 食糧を、機械を動かす燃料に変換する?銀河鉄道999に出てくる時間城の機械伯爵でもあるまいし、鉄朗親子みたいな貧しく飢えた人間を餓死に追いやってまで、機械を動かす必要がどこにあるのでしょうか?人の命まで、お金に換算したいのでしょうか?

 地球環境の為には今後、人類は機械を減らす努力をせねばなりません。

 大豆やトウモロコシを機械を動かす燃料に変換するエネルギーがあるのなら、動けない人々に食糧を分け与え「生きた」労働力に変換する方が、よほど効率的で人道的です。

 飢えた人々に食糧を与えてはいけないのでしょうか?食糧を機械エネルギーに変えねばならない、不都合な真実でもあるのでしょうか?

 今、こうしている間も世界は飢えています。


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投稿者: Nao






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1 Comments

tanoken

株安もそうですが、アメリカ経済がついにサブプライムで崩壊しそうです。
大手銀行の殆どが債務超過に陥っているとのこと。
このままでいくと必ず国内内乱が起きます。
又、原油も世界的に年々高額になってます。
世界経済崩壊がまさにカウントダウンかもしれません。


  • 2008/01/28 (Mon) 21:17