その3 じぃじ・ばぁば
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母が九州人で家出同然で大阪に出てきたので縁がありませんでした。
母方の祖父は血が繋がっていますが祖母は義理です。
祖父は5年程前に肺ガンで亡くなりました。ぅりゅぅ。が祖父に会ったのは亡くなる直前に2回とぅりゅぅ。が幼稚園生の時に1回だけです。会話をした記憶もなぃ。
だからぅりゅぅ。にとって『おじいちゃん、おばあちゃん』といえば父方の祖父母なのです。
今回は、そんなぅりゅぅ。にとって唯一の祖父母に与えられた精神的ダメージ&トラウマを取り上げたいと思います。
(補足)父は3人の弟と1人の妹のいる長男です。なのでぅりゅぅ。が孫では最年長。従姉妹は小学生♀が5人。ぅりゅぅ。が小学5年くらいまでは孫はぅりゅぅ。だけ。
まず祖父から。
最初の従姉妹が生まれるまでは祖父はぅりゅぅ。をどこに行くにも連れてってくれていました。初孫だったから可愛かったんでしょうね。
気分屋の祖父ですがぅりゅぅ。は好きでした。
従姉妹が生まれてから祖父はぅりゅぅ。を全く相手にしなくなりました。
祖父は毎日のように従姉妹を見に行ったり、欲しいと言うものを買い与えました。
ぅりゅぅ。は物欲があまりない子供だったのですが、ある時に「自転車」が欲しいと祖父に言ったのです。
しかしスルーされてしまいました。
そらぁそうですよ。従姉妹に自転車を買ってやった後だったんですからね。
従姉妹は比較的親族に恵まれていたため母方の兄弟も父方の兄弟(私のオジ達)からも可愛がられていました。
ぅりゅぅ。が可愛がられないのは自分が悪いんだって思ったりもした。今考えたらぅりゅぅ。は何も悪くないし、ただのガキであって、大人の勝手で大人の偽善を売り付けられて。
ぅりゅぅ。は孤独感でいっぱいでした。
上辺だけで、気分だけで声をかけてくる大人と言う存在が信じれなくなりました。
だから、ぅりゅぅ。は父の兄弟が揃っている中で「オマエラミンナキライ」って言った。余計に疎外されるのを知っていながら。
自らそれを選んだ。
本格的に人間不信初期段階。
今も変わっていない。
成長してココロを隠すことは出来るようになったが。
次は祖母。
祖母は祖父と上に同じこともした。
祖母には、まずはじめから可愛がられてないが。
なにも分からない時期のぅりゅぅ。に出てくるのだ。
ぅりゅぅ。の赤ちゃん期は男の子と間違えられるくらい女の子とは程遠かった。
そんなぅりゅぅ。に祖母は『こんなブサイクな子を連れて歩くなんて恥ずかしいわ!!』などとよく言っていたらしぃ。←母談。
子供用のワープロが流行った時に(このころから機械好き)、ぅりゅぅ。が祖母に欲しいと言ったことがあったが、『あんたが男の子やったら買ってやったのに』と言われたな。
祖母にねだるのは最初で最後にしといた。
そのくせ従姉妹には何かとしてあげてるな。
祖母の言葉で、ぅりゅぅ。はブサイクだから皆一緒に歩きたくないんだ。って思って友達とか作れない子でした。
そして友達が出来ても自分から避けるようになった。
一人っ子やから一人で居るのは慣れてたからそんなに億劫ではなかったけど。
こんな祖父母は歳を取ったからなのか、ぅりゅぅ。が実は出来がィイとわかったのか、利用してやろうと考えているのか知らないが。
なにかと運転手にされたり、使われている。
過去のことを全く忘れてやがる。
というよりぅりゅぅ。がどれだけダメージを受けていたか知るよしもないのだろう。
ぅりゅぅ。も大学生になりなんとなく丸くなったのか妥協するしなないと分かったのか、もぅどうでもよくなったのは確かだ。
別に地獄へ落ちろとも言わないが、いつか見離されるだろうな。
現在のぅりゅぅ。の人間に対する感覚と思想は小さな枠で造られてしまったんだなと悲しいばかりです。
いずれぅりゅぅ。も『キライな人間』になるのか…と思いながら。
※今回は訳が分からないと思われる方が多いと思います。
子供が『大人が悪いんだ』と言うのはその通りなんです。
大人が社会を構成しているんですょ。
大人が子供を構成していくんですょ。
自分の子供や回りの子供、子供だけじゃなく大人に対しての言葉ゃ行動を振り返ってください。
それぞれ影響し合って生きているんですから、一人一人が意識すれば生きやすい社会が出来る気がするんです。
投稿者: 兎龍。
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