法隆寺 (奈良県 斑鳩町)

旅行2日目は、3連泊した京都ユウベルホテル(京都市 南区 東九条)近くでレンタカーを借り、奈良へドライブ。


 斑鳩(いかるが)町の法隆寺、奈良市の東大寺、平城京跡を巡ってきました。


 京都から法隆寺までは、第二京阪自動車道 ~ 近畿自動車道 ~ 西名阪自動車道を通り、約1時間15分という距離。

 思ったよりも近かったので、助かりました。 

 今回の旅行の最大の目的は、世界遺産・国宝で世界最古の木造建築である 「法隆寺」 と、国宝中の国宝・秘仏である 「救世観音立像(くせかんのんりゅうぞう)」 を観ることでした。





法隆寺_1 法隆寺への参道
Photo by Kirishima


参道近くの法隆寺観光駐車場に車を停め、法隆寺への参道を急ぎ足で進む。


 五重の塔が見えてきました。


 もう、テンション上がりっぱなしです!(笑)







投稿者: 霧島

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法隆寺_2 中門と左右に展開する回廊


中門と左右に展開する回廊


 南大門からの参道をしばらく歩くと、中門が現れます。


 中門も回廊も飛鳥時代の建物で世界最古の木造建築です。

 ギリシャのパルテノン神殿と同じエンタシスの柱は、素晴らしかった。





法隆寺_3 五重の塔、中門、金堂


右から五重の塔、中門、金堂


 法隆寺は、飛鳥時代 (約1.400年前)の姿を現代に伝える奇跡の寺院。


 飛鳥建築の粋を集めた傑作です。

 ここには、飛鳥文化を伝える仏像や塔、堂などの仏教美術の傑作が現存しています。

 法隆寺境内では、近々開催される野外オペラ 『トロバァトーレ 炎の復讐劇』 の開場設営が行われていました。





法隆寺_4 金堂と五重の塔


国宝の金堂と五重の塔   


 二重基壇の上に建つ金堂。 こちらも世界最古の木造建築。


  法隆寺の御本尊であり、聖徳太子のために造られた釈迦三尊像などが安置されています。

 金堂は、法隆寺の御本尊などを安置する最も神聖な堂だと思いました。

 段の上に登って内部を観ることはできますが、入ることはできません。 もちろん、内部は撮影禁止。





法隆寺_5 五重の塔を真下から


国宝の五重の塔


 こちらも、約1.400年前に建てられた最古の木造建築の傑作で、高さはなんと、33メートル!

 
 こんなものが現存しているなんて、奇跡以外のなにものでもありません。

 口あんぐりで、言葉も出ませんでした。 こちらも内部は撮影禁止。





法隆寺_6 国宝 「夢殿」


聖徳太子のゆかりの国宝 「夢殿」


 金堂や五重の塔が建つ 「西院伽藍」 の東側 、「東院伽藍」 の中心に立つ優雅な八角堂。


 世界的に有名な建築家 ブルーノ・タウト が、 「建築の真珠」 と絶賛したそうです。1300

 こちらは、奈良時代 (約1.300年前) の最古級の木造建築。

 中には、国宝中の国宝 「救世観音立像」 などが祀られています。





法隆寺_7 「救世観音立像」


夢殿に祀られている「救世観音立像」 (飛鳥時代)


 聖徳太子の御影・聖徳太子の等身像と言われています。 


 「救世観音立像」 は、200年以上の間、白布でグルグル巻きにされてミイラ状態になっていたのです。


 哲学者で歴史家の梅原猛さんによると 「不幸な死に方をした聖徳太子の怨霊を恐れて、太子の同身像(化身)である救世観音像を封印したのだろう」 とのことです。 この説は、かなり有力だと思いました。

聖徳太子の祟りを恐れて開帳を渋る法隆寺側と粘り強く交渉して、封印を解いて開帳させたのが、フェノロサ岡倉天心 でした。 

 200年以上封印されていたので、かなり金箔が残っているようでした。

 体型は、モデルのようにスリムで背が高く、いつも静かに微笑みを浮かべているという感じ。

 聖徳太子もこのような感じだったのでしょう。 素晴らしい! の一言です。



春の拝観期間 (4/11 ~ 5/18)に合わせて行ったので、拝観することができました。

 
 しかも、なんと、奇跡的に撮影すことができたのです。

 
 なぜかというと、ここには「撮影禁止」 の表示が無かったので、拝観用の隙間からスマホを挿入して撮影することができました。
 
 聖徳太子の祟りが怖いです!!(笑)





法隆寺_8


雑誌の写真より  


 フェノロサが 「東洋のモナ・リザ」 と絶賛した アルカイック・スマイル を浮かべる救世観音立像。





法隆寺_9  「聖徳太子孝養像」


救世観音立像の隣に安置されていた 「聖徳太子孝養像」 (鎌倉時代)


 聖徳太子 16歳の頃のお姿だそうです。





法隆寺_10 「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」 の碑


「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」 の句碑


 正岡子規の有名な句ですね。


 西院伽藍の外側にある鏡池のそばに建っていました。

 法隆寺の時の鐘は、悠久の昔から斑鳩の里に時を告げてきたそうです。


 
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コメント 10

There are no comments yet.
utokyo318
2023/06/25 (Sun) 06:02

聖徳太子の祟り、今後もないことを願います(^_^;)
撮影禁止のところが多いのは残念ですが、展示物保護や事故防止のためには、やむを得ないですね・・・・
法隆寺といえば、やはりこの句が真っ先に思い浮かびます♫

Tanoken
2023/06/25 (Sun) 10:20

撮影禁止の場所での撮影はお気を付けください。現在、スマホによりどこでも簡単に撮影ができます。しかし、撮影禁止の場所での撮影は盗撮行為となった場合は、3年以下の拘禁刑か300万円以下の罰金となります。又、不特定多数に提供した場合は5年以下の拘禁刑か500万円以下の罰金となります。
場所により迷惑防止条例の規制に違いはありますが。

霧島
2023/06/25 (Sun) 10:54

utokyo318さん

おっしゃる通り、聖徳太子の祟りは怖いですからね!(笑)
聖徳太子は、不幸な死に方をしたようで、もう少し長生きして
いれば、天皇にもなったし、斑鳩の地も今の奈良市よりも
大発展してたと言われています。なんといっても「日出処
(ひいづるところ)の天子」として大国隋(ずい)と対等に
渡り合いましたからね。凄いです。今の日本とは大違い!!
「写真撮影は一切禁止」の表示は多くなっているようです。
残念ですが、最近では、しょうがないな!と思っています。

霧島
2023/06/25 (Sun) 10:56

tanokenさん

そうなんですか。ぜんぜん知りませんでした。
気を付けたいと思います。
そういえば、美術館で過去に何度か「盗撮」した
ことがありましたね!(笑)

中島 朱実
2023/06/26 (Mon) 01:30

法隆寺五重塔

霧島さん、お疲れ様でした。
それにしても、五重塔ってあんなに古い時代に建てられたのと、釘の1本も使われていない(らしい)のに地震で倒れたことがないというのは驚異的だなと思いました。日本建築恐るべし。
https://toyokeizai.net/articles/-/597424?page=2

Noriちゃんねる
2023/06/26 (Mon) 05:44

世界最古の木造建築をまた
見に行きたくなりました

霧島
2023/06/26 (Mon) 20:37

中島朱実さん

ありがとうございます。
リンクを拝見しました。おっしゃる通りだと思います。
説明板にも書いてありましたが、完璧な「耐震構造」だったようですね。
1400年前の建物なのに有り得たいと思いました。
さらに、トップの屋根に聳える「相輪」には、雷除けの仕掛けもあった
そうです。飛鳥時代の人の知恵には、驚くばかりです。

霧島
2023/06/26 (Mon) 20:38

Noriちゃんねるさん

そうですか。Noriちゃんねるさんは、法隆寺に行ったことが
あるのですね。法隆寺は何回行っても新たな感動があると思います。
「法隆寺の七不思議」なんてのもありますので・・・・(笑)

ももPAPA
2023/06/30 (Fri) 08:38

おはようございます♪

いい旅をされましたね。
法隆寺は一度、実際の伽藍を観たことがありますがもう一度
じっくり観てその佇まいや歴史に思いを馳せてみたいですね。

霧島
2023/06/30 (Fri) 21:06

ももPAPAさん

こんばんは。ありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。法隆寺は、時間をかけて
じっくりと観るべきところだと思いました。
わたくしは、予定滞在時間を大幅にオーバーしてしまい、
3時間も法隆寺に滞在しましたね。
次回行く機会があったら丸一日滞在したいと思いました。

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