キングコブラが出た!
こういった外来種をペットとして飼うことは勿論のこと、輸入することも禁止にすべきだと思います。
日本に運び込まれる暖かいところに棲む爬虫類だって、いい迷惑でしょう。
私の住む会津地方は、雪国ですので、こういった変温動物の爬虫類が逃げ出して繁殖することはないだろうと思っておりましたが、最近の温暖化でそうでもなくなってきたようです。
先日朝、サッシの前のカーテンを開けたら、なんと、キングコブラらしきものが上半身を上げて威嚇してきて驚きました。
蛇はあんまり怖くない私でも、これはかなりヤバいと思いました。
日本で猛毒のキングコブラを逃してしまったなんて話は、聞いたことがありませんでした。
マスコミに通報したら、トップ記事になるやも知れません。

この手の爬虫類が大の苦手な家族に、すぐさま注意喚起の意味で、
「庭にコブラみたいなものが居るから外に出たら絶対ダメだよ」 って注意喚起したら、普段なら、
「ぎゃ~、どうしよう。早く警察に通報しないと ・・・」 とでも叫んで、パニックに陥りそうな彼女が、あまり怖がる様子もなく、窓の外のコブラを確認しようともせず、
「うん、そうだね。」
と落ち着いた返事を返したのです。
投稿者:雑草乙(ざっそうおつ)




Photo by Zassou 乙(おつ) 撮影場所: 福島県 会津 某所

彼女も以前からこれがキングコブラに似ていると思っていたので、この事だとすぐに分かったそうです。
これは、空き家になっていた素敵な古民家に静岡県から移住されてきた、お世話になっている方の家の庭にたくさん生えていたクサソテツ(通称 「コゴミ」)です。
昨年、いくつかの苗を掘り起こして、いただいてきて移植したのです。


見る角度によっては、タツノオトシゴにそっくりだと思います。

まだ幼いキングコブラの首を切って、夜、おひたしにして美味しくいただきました。
[編集長-ひとこと]
庭に生えているのなら、成長してシダ類だなこりゃって感じの拡がっているモノのほうがコブラっぽく見えると思うのですが、僕は、最後の画像の幼いヤツのほうがコブラに見えました。
で、コゴミを含めて山菜ってモノは、子供が美味しい、食べたい、ってものではない。
僕が、このコゴミを食べて、本当に美味しいって思ったのは、20歳を超えてからのことで、当時付き合っていた1つ年上の女性が病気で亡くなり、その辛さから忘れようとして付き合っていた年下の彼女が事故で亡くなり、、、、
親戚に精神が落ち付くからと薦められて、高野山の宿坊に泊まった時に、何泊目かの夕食にコゴミの天ぷらが出てきた。
その時に年老いた坊さんに、高野ワラビという同じようなシダ類の天ぷらも出してもらって、食べ比べさせられた。
コゴミは、高野ワラビ科の植物で、食用にするけれど、同じ高野ワラビ科の高野ワラビは、本来はあまり食用にせず観賞用として出回っていて、高野と名前が付いているけれど、高野山には自生していなくて、和歌山県では北部の村にしか生えていないとかうんとかなんとか、、、
自暴自棄に陥っていた僕に何かを諭そうと思って、2種類の天ぷらを用意してくれてたのだけれど、その時は、泣きに泣いて泣いて、、、 なんとか、説法的な話の内容に、ついていくのが精いっぱいだったけれど、コゴミが美味しく感じられた。
肝心のコゴミと高野ワラビの比較話は、全然、思い出せない始末。
それ以来、ゼンマイやフキノトウなんぞの山菜も好んで食べるようになりましたが、それは、坊さんの説法のおかげとかではなくて、酒の肴として、好むようになったからか、、、(苦笑)
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