菜種梅雨 (短歌)

Photo by Anthony 撮影場所:大阪市 西成区 某所
菜種梅雨 菜花を茹でて 辛子和え
花冷えの夜 熱燗舐めて
庵祖兄
「菜種梅雨」(菜の花が咲く頃に数日間、雨が降り続く)と 「花冷え」 が重なり、いわゆる 「寒の戻り」 を体感していた先日。
彼女が実家近くの農家さんから、怪我のお見舞い?として貰ったという菜の花をさっと茹でて、お浸しにした。
→ 「菜の花のブーケ」(Anthony's CAFE 2023/04/06)
前日に寄せ鍋をした時に取った、鰹節と昆布の出汁に醤油と、粉辛子を練りに練って練りまくって辛味を増したヤツを混ぜたのを合わせて、浸すとというか漬け込むというか、、、 とにかく、辛し和えの完成を待って、日本酒で晩酌。
秋田県の 「北鹿」(ほくしか)さんが作っている 「北秋田」 の純米吟醸原酒の 「ひやおろし」 (新酒を出荷せずに、蔵で秋まで寝かせたもの)を熱燗で頂いた。
「あきた酒こまち」 という酒米で作られた、上品でフルーティーな香りの酒を熱燗で飲むというのは、もったいないというか香りがトンでしまうのだけれど、いかんせん、寒がりの僕には我慢ならないくらいに冷え込んできた。
それに、昨年の秋に買ったものを冷蔵庫で春まで寝かせて、味がふっくらとしてきた(原酒だからこその味の変化)んで、熱燗で飲んでも、多少、アルコール分と吟醸香がトンでも、イケると判断したからだ。
と、うんちくを垂れながら、至福の時を過ごしたとさ、、、
もちろん、今回の菜の花は、ほろ苦さと香りが、実に日本酒に合ったことか。 普段、食べている冷凍食品の菜の花(中国産)とは、大違いです。
投稿者: Anthony
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