蜂窩織炎 (ほうかしきえん) に罹っちまったい! _ 1 足の痛みと猫

Photo by Masayuki Imai 撮影場所:横浜市 磯子区 某所 磯子山荘の玄関先で眠る猫 タール
10月中旬の某日、日付が変わる真夜中に突如身体が震え出した。
勝手に震えるからなす術がない。
ガタガタ、身体は震え続けた。
えらく長く続いた震えが終わったら、熱が出た。
慌てて、コロナ対策で買っていた解熱剤を飲み、水枕を取り出して、なんとか、寝苦しいながらも、しのぎながら、その時は寝付けた。
朝、体温を測ると37.5℃だ。 身体がだるい。 えらく吐き気がする。
コロナに罹ったか?
投稿者: 今井 政幸



コロナなら、自宅待機を取らされるだけだ。
解熱剤は用意してある。
食欲ないし、吐き気はするわで何も食べる気はしない。
ちょっと休んで、一日中寝てようとリクライニングの椅子に腰掛けた。
気分も落ち着いたので、二階で寝ようと立ちあがろうとしたけど、起き上がれない。
身体を起こせない。 幾度も、何度も試みるが、ダメだ。
なんとか気力を振り絞ってようやく椅子から立ち上がれた。
が、今度は、二階に上がることが出来ない。
信じられなかった。
わたすも歳で、そう言えば、この前、退職した会社の者と話しをした時、「義父が、歳で二階に上がって行けない」 と言っていたっけ。
わたすも、歳で二階にものぼれなくなるのか。
階段を這って登って、ベッドに潜り込み、その日は、高熱に苦しみながら、なんとかしのいだ。
その合間合間に、タールが鳴くから、その度に下に降りてタールに餌をやったけど、しんどいな。(爆)
翌日、足が痛い。
見ると両足が浮腫んで腫れている。
熱は、36.5℃に下がってた。
コロナ? ではない。
いや、コロナも、熱が下がるという。
相変わらず、身体はだるい。
その日も、なにも出来ず、解熱剤を飲んで寝てた。
何とか、二階への階段は、這って登ることなく手摺りを握って上ることは出来た。
3日目。 左足が、内出血しているのか、赤く腫れている。
熱もまた37℃を超えた。
コロナで救急車を呼んでも、受け入れ先がなくて、放置されるだけか。
解熱剤の投与はそれなりに効いて、熱っぽくはあるが、水枕をするとなんとか凌げて、うつらうつら寝ることは出来てしまう。
もう、震えも、嘔吐もない。 腹が減った。
が、身体が動かず何も作れない。
インスタントラーメンを作って飢えを凌いだ。(笑) 明日、落ち着いたら、買い出しに行こう。
解熱剤が効いている。
朝、昼、晩、夜中と1日に4回飲んで、熱を下げていると、それなりに、頭はしっかりとする。
でも、こんなんで、車を運転して医者には行けないね。 間違いなく、事故ってしまうもの。
4日目。 なんとか落ち着いたので、すぐ下の店まで車で買い物に。
磯子山荘は山の中にあるから、高低差が激しい。
病身で坂道は、歩いて戻って来れない。
でも、食料は尽きた。
なんとしてでも、食べ物は調達せねば。
左足の真っ赤に内出血してるところがおかしい。
ブツブツと疱瘡のようにところどころ膨らんでいる。
これはなんだろう。 腫れて熱もある。
見なかったことにして、脊柱管狭窄 のために買ってた、腰に当てる湿布薬をペタペタ3枚貼り付けておいた。
これで腫れが、ひくじゃろうか。
食料は調達できたので、あと数日、家に籠って辛抱してたら、熱もおさまるだろう。
(つづく)
- 関連記事
-
-
蜂窩織炎 (ほうかしきえん) に罹っちまったい! _ 3 緊急入院 2023/03/05
-
蜂窩織炎 (ほうかしきえん) に罹っちまったい! _ 2 糖尿病を舐めんなよ! 2023/01/30
-
蜂窩織炎 (ほうかしきえん) に罹っちまったい! _ 1 足の痛みと猫 2022/12/27
-
「コンポスト」( コンポスター )を買ってみた。 2022/08/25
-
家を買ったら、野良猫がついて来た! 2022/08/02
-