いるはずのない塀の上に人影が!
写真を撮った時の偶然の角度かなんかで 「ありえないもの」 が写っているように見えるだけでしょう。
悪質なものは、わざと心霊写真に見える様にして写真を撮ったり、加工しているのでしょう。
そんな心霊写真を本気にして(本気の振りをして)放送しているTV番組などもしょうもないと思っています。
これまでに、私が撮った写真にも 「不思議なもの」 が写っていたことがありましたが、何らかの原因があったのだろうと、特に気にした事はありませんでした。

Photo by Zassou 乙(おつ) 撮影場所: 福島県 会津 某所
11月のある日、家の渋柿の木になっている柿をもぎ取りました。
面白い形の柿も収穫しましたので、後日、Anthony’s の記事にしようかと思いました。
柿をもぐ前の、柿がたくさん木になっている写真も載せようと見てみたら ・・・
いるはずのない人影が、塀の上に写っていました。
「そんな馬鹿な!何かの見間違いだろう。」 と写真を拡大して観たら
・・・ もっとはっきりと両手を広げた上半身が黒い 『人影』 に見えました。
見間違えだとして、何をどう見間違ったらこのように見えるのか、想像がつきませんでした。
ゾッとして、背筋が凍る様な電気が走りました。
投稿者:雑草乙(ざっそうおつ)



塀は、隣の家との境界にたてたもので、180cmくらいの高さです。
上は平らではなく、ちょっと真ん中が盛り上がっていていて歩きにくい感じです。
それでも子供の頃は、歩いてみたりはしました。 柿をもぐときなどには、塀の上に登った事もあります。
しかし、写真を撮った時は、誰もいなかったはずです。猫はよく歩いていますが、他所の人が歩いているところなど見たことがありません。
写真を観察していると、もう一つおかしな事に気付きました。
柿の木を挟んで、写真の人影の反対側(右側)に写っている塀の向こう側にある、お隣さんの家が朽ち果てた廃墟小屋の様に見えるのです。
・・・ またさらにゾッとしました。
他の写真を見てみたら、もっと衝撃的な ・・・
なんとこの細い塀の上を、子供が駆け足で走っていたのでした。 子供の顔もはっきりと見えるのです。
そして、走っている先の塀の上には白い自動車が止まっていたのです。
あり得ません ・・・

「うわぁあ~っ・・そんなバナナ!」
・・・と、そこで全てが判明しました。
この写真の柿の木は、我が家の庭の柿の木に似てはいますが、我が家の庭の柿の木ではありませんでした。
我が家の柿をもいだ後日、知人から
「誰も採っていない柿の木があるから、柿を採って持っていって ・・・」 と言われてもぎに行った空き家の柿だったのです。
その柿の木の向こう側は、低い崖になっていて、その上に家があり、そこの家の子供と車だったのです。
そして、廃墟のような家に見えた建物は、物置小屋かなんかだったのです。
やっぱり心霊写真なんかありません。
「お化けなんかいないさ、お化けなんか嘘さ」
だけど、ちょっと、だけど、ちょっと ・・・ この写真を使って家族も騙して楽しめました。(笑)
[編集長-ひとこと]
心霊写真なんてものは、ありません。 そんなものは、存在しません。
実際、アナログのフィルム時代にはTVでの心霊番組で、やたらと心霊写真特集がありましたが、デジタル時代になれば、消滅してしまいました。
フイルムの多重露光や光の加減で、そこに無いものが写っているということがありましたが、今のデジカメでは、皆無でしょう。
レンズの表面に付いている微細なホコリが、赤っぽく写ったり、浮かんで見えたりは、あると思いますが全ては原因があって説明できるものだと思います。
自称・霊視ができる人、霊感がある人。の当ブログ副編集長だった 故Nao氏は、スマホで数十枚の心霊写真を撮影していましたが、その全てが、「3つの点や線が集まると人の顔のように見えてしまう脳の働き」 である シミュラクラ現象 でした。
霊視能力があったのではなくて、「なんでもないものを顔に見えるように結びつける力」 が強い人だったのです。(苦笑)
Nao氏のお母さんが 「下町の霊能力者」 的な人で、周囲の人達に愛されていた存在だったので自分自身にフィルターをかけていたのでしょう。
しっかし、今回のい雑草さんの写真は、怖いです。 ヒヤッとします。 心霊写真的ということではなくて、、、
走っている子供が、転んで怪我をしないか心配です。
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