「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」 宮城県美術館 (仙台市 青葉区)

先週、宮城県美術館で開催されている 「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」 に行ってきました。
目玉は、4年の歳月をかけた専門家チームによる調査・修復プロジェクトによって、本来の姿に蘇ったフェルメール初期の傑作 『窓辺で手紙を読む女』 です。
いやー、ほんとに凄かったです。 息を吞む美しさ、素晴らしさとはこの絵のことでしょう。
ただ、ドレスデン国立古典美術館の意向もあってか? 撮影は一切禁止でした。
まあ、しょうがないですね。
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」 は、東京 ~ 札幌 ~ 大阪と巡回して 最後の開催が仙台でした。
投稿者: 霧島




Photo by Kirishima
11時頃に行ったら、もうすでに長蛇の列。
なんとこの日は平日でした。
フェルメール人気は凄まじいですね!

フェルメール展入口
写真撮影は、ここまでです。
「ザクセン選帝侯の収集品を基礎に、ヨーロッパ有数のコレクションを誇るドレスデン国立古典絵画館。その至宝のひとつ、ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、光の差す窓辺にたたずむ女性を描く、独自の様式を確立した初期の傑作として知られています。近年の大規模な修復プロジェクトにより、背景の壁から、画家の死後に塗りつぶされていたキューピッドの画中画が姿を現しました。現存わずか30数点と言われるフェルメールの作品の中でも、今最も注目を集めている1点です。本展では、修復後の姿が公開されたばかりである本作品をはじめ、同館の豊富なオランダ絵画コレクションから、レンブラント、メツー、ファン・ライスダールなど、17世紀を代表する画家たちによる約70点を展示します。宮城では11年ぶりの展示となるフェルメールの世界と、彼を生んだオランダ絵画の豊かな黄金時代をご堪能ください。」(パンフレットより)

『窓辺で手紙を読む女』 (6,000円)
写真撮影が一切禁止だったので、こちらをご覧ください。 ショップで安いのを買ってきました。
15,000円~60,000円の複製もありましたが、ちょっと手が出ません。
本物の絵と同じサイズで60,000円の複製 (予約販売) は、かなり売れているようでした。 いやー、みなさん金持ちですね!(笑)
300年以上もの間、何者かによって塗りつぶされて消されていた 「キューピットの画中画」 が見事に蘇りました。 感動的です。

こちらが修復前の 『窓辺で手紙を読む女』 (美術館ナビ より)
全く印象が違いますね。
フェルメールの死後に塗りつぶされて消されたとのこと。 誰が何の目的で塗りつぶしたかは不明。
ただ、この絵がドレスデン国立古典美術館に持ち込まれた時には、当時著名だったレンブラントの作品とされていたそうです。
なんか、この辺に謎を解く鍵がありそうです。 いやー、ミステリーですねー! (笑)
→ 「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」 HP
- 関連記事
-
-
安比高原 森のホテル (岩手県 八幡平市) 2023/01/27
-
仙台名物 鴨セリ鍋 (仙台市 青葉区) 2023/01/17
-
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」 宮城県美術館 (仙台市 青葉区) 2022/11/28
-
ベイエリア お台場 (東京都 港区 台場) 2022/11/26
-
東京クルーズ (東京都 台東区 浅草 ~ 港区 台場) 2022/11/24
-