みちのく潮風トレイル 霞露ヶ岳 (岩手県 山田町)
五葉山に登った翌日 (10月24日) は、船越半島の最高峰 みちのく潮風トレイル 霞露ヶ岳 (かろがだけ) に登ってきました。
→ 「五葉山 2022年10月 (岩手県 大船渡市・釜石市)」(Anthony's CAFE 2022/10/27)
風もあり寒かったのですが、まずまずの天候で気分爽快なラスト・トレッキングができました。
霞露ヶ岳(かろがたけ)とは奇妙な名前ですが、なんと、アイヌ語の 「カロー」 (乳房) から名付けられたそうです。
たしかに、遠くから見る霞露ヶ岳は、乳房状に見えます。
また、古くから漁師たちの信仰を集めていた山で、地元では 「お霞露様」 と呼ばれていたそうです。
山頂から反対側に少し下った所には 「霞露嶽神社」 があるとのこと。
漉磯 (すくいそ) 海岸登山口 (9:00発) → 赤平 → 霞露ヶ岳山頂 (11:00着) 霞露ヶ岳山頂 (11:30発) → 赤平 → 漉磯海岸登山口 (13:00着) 約4時間のトレッキングでした。(休憩含む)
前回までの みちのく潮風トレイル
→ 「みちのく潮風トレイル 箱崎半島突端部 (岩手県 釜石市)」(Anthony's CAFE 2022/07/26)
→ 「みちのく潮風トレイル 浄土ヶ浜 (岩手県 宮古市)」(Anthony's CAFE 2022/07/31)

Photo by Kirishima
漉磯 (すくいそ)海岸登山口付近にて 赤平金剛側を望む
なんと霞露ヶ岳は海抜0mから登ります。
砂が一切なく全てが玉砂利の漉磯海岸は、潮騒とともに玉砂利のジャラジャラー、ジャラジャラーとした音が印象的な素晴らしい海岸でした。
動画を撮影してきたので、見てください。
投稿者: 霧島
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みちのく潮風トレイル 霞露ヶ岳登山口の漉磯(すくいそ)海岸 (YouTube 動画)

最初は、岩場が露出した涸沢を登り、横切って右手の登山道に入ると、、、
登りづくめの急坂が標高409メートルの赤平まで続きます。
時間にして 1時間10分! 一汗も二汗も絞られます。

標高150メートルより南側を望む
他の山では絶対に味わうことができない、この素晴らしい展望。
三陸沿岸の山ならではです。

同じく標高150メートルより北東側を望む
約300メートルの高差を持つ赤平金剛の岩壁が見えてくる。
「赤平金剛」 とは、ここ赤平断崖と付近一帯の岩礁群を含めての名称です。
最大350メートルの鉄分を含んだ茶褐色の花崗岩の断崖で、朝日が当たると真っ赤に映える圧巻の景観になるとのこと。
是非一度、見てみたいですね!

眼下には穴が開いた浸食奇岩の島が見えていました。
右側のほうが漉磯海岸です。
急登の連続ですが、高度を上げるほどに変わる三陸海岸の絶景を俯瞰できるのは素晴らしいことです。

標高280メートル地点からの展望
赤平金剛で最大の約350メートルの高差を持つ岩壁の最上部が見えてくる。
標高409メートルの赤平に着くと、1時間10分もの急登からやっと開放される。
昨日の疲れもあり、けっこう、バテました。(笑)

標高409メートルの赤平付近
赤平から霞露ヶ岳山頂までは、標高差100メートル、距離約1500メートルの緩いアップ・ダウンが続く稜線歩きとなる。
周囲の景観は、ブナとミズナラの混合林になり、なんか、いつも登っている山にいるような感覚になって来ます。

山頂直下、 「みちのく潮風トレイル」 の標識
山頂は、もうすぐだ。
今回出会ったのは、ソロのトレッカー 僅か3人。
3人とも寝袋用のマットを装着した大きめのバックパック背負い、みちのく潮風トレイルをトレッキングしているようでした。

三陸復興公園、霞露ヶ岳山頂 (509メートル)
山頂はこんな感じで、展望はほとんどありませんでした。

唯一の展望、霞露ヶ岳山頂から見た山田湾
まるで十和田湖を見ているようでした。 素晴らしい!
山田湾は、周囲約25キロメートルのほぼ円形に近い湖のような湾です。
穏やかなで、ほとんど波の無い海面。養殖筏が浮かぶ湾内には、小さな岬、大小の島が点在し、 「海の十和田湖」 と呼ばれています。
→ 環境省 みちのく潮風トレイル HP
→ 「五葉山 2022年10月 (岩手県 大船渡市・釜石市)」(Anthony's CAFE 2022/10/27)
風もあり寒かったのですが、まずまずの天候で気分爽快なラスト・トレッキングができました。
霞露ヶ岳(かろがたけ)とは奇妙な名前ですが、なんと、アイヌ語の 「カロー」 (乳房) から名付けられたそうです。
たしかに、遠くから見る霞露ヶ岳は、乳房状に見えます。
また、古くから漁師たちの信仰を集めていた山で、地元では 「お霞露様」 と呼ばれていたそうです。
山頂から反対側に少し下った所には 「霞露嶽神社」 があるとのこと。
漉磯 (すくいそ) 海岸登山口 (9:00発) → 赤平 → 霞露ヶ岳山頂 (11:00着) 霞露ヶ岳山頂 (11:30発) → 赤平 → 漉磯海岸登山口 (13:00着) 約4時間のトレッキングでした。(休憩含む)
前回までの みちのく潮風トレイル
→ 「みちのく潮風トレイル 箱崎半島突端部 (岩手県 釜石市)」(Anthony's CAFE 2022/07/26)
→ 「みちのく潮風トレイル 浄土ヶ浜 (岩手県 宮古市)」(Anthony's CAFE 2022/07/31)

Photo by Kirishima
漉磯 (すくいそ)海岸登山口付近にて 赤平金剛側を望む
なんと霞露ヶ岳は海抜0mから登ります。
砂が一切なく全てが玉砂利の漉磯海岸は、潮騒とともに玉砂利のジャラジャラー、ジャラジャラーとした音が印象的な素晴らしい海岸でした。
動画を撮影してきたので、見てください。
投稿者: 霧島



みちのく潮風トレイル 霞露ヶ岳登山口の漉磯(すくいそ)海岸 (YouTube 動画)

最初は、岩場が露出した涸沢を登り、横切って右手の登山道に入ると、、、
登りづくめの急坂が標高409メートルの赤平まで続きます。
時間にして 1時間10分! 一汗も二汗も絞られます。

標高150メートルより南側を望む
他の山では絶対に味わうことができない、この素晴らしい展望。
三陸沿岸の山ならではです。

同じく標高150メートルより北東側を望む
約300メートルの高差を持つ赤平金剛の岩壁が見えてくる。
「赤平金剛」 とは、ここ赤平断崖と付近一帯の岩礁群を含めての名称です。
最大350メートルの鉄分を含んだ茶褐色の花崗岩の断崖で、朝日が当たると真っ赤に映える圧巻の景観になるとのこと。
是非一度、見てみたいですね!

眼下には穴が開いた浸食奇岩の島が見えていました。
右側のほうが漉磯海岸です。
急登の連続ですが、高度を上げるほどに変わる三陸海岸の絶景を俯瞰できるのは素晴らしいことです。

標高280メートル地点からの展望
赤平金剛で最大の約350メートルの高差を持つ岩壁の最上部が見えてくる。
標高409メートルの赤平に着くと、1時間10分もの急登からやっと開放される。
昨日の疲れもあり、けっこう、バテました。(笑)

標高409メートルの赤平付近
赤平から霞露ヶ岳山頂までは、標高差100メートル、距離約1500メートルの緩いアップ・ダウンが続く稜線歩きとなる。
周囲の景観は、ブナとミズナラの混合林になり、なんか、いつも登っている山にいるような感覚になって来ます。

山頂直下、 「みちのく潮風トレイル」 の標識
山頂は、もうすぐだ。
今回出会ったのは、ソロのトレッカー 僅か3人。
3人とも寝袋用のマットを装着した大きめのバックパック背負い、みちのく潮風トレイルをトレッキングしているようでした。

三陸復興公園、霞露ヶ岳山頂 (509メートル)
山頂はこんな感じで、展望はほとんどありませんでした。

唯一の展望、霞露ヶ岳山頂から見た山田湾
まるで十和田湖を見ているようでした。 素晴らしい!
山田湾は、周囲約25キロメートルのほぼ円形に近い湖のような湾です。
穏やかなで、ほとんど波の無い海面。養殖筏が浮かぶ湾内には、小さな岬、大小の島が点在し、 「海の十和田湖」 と呼ばれています。
→ 環境省 みちのく潮風トレイル HP
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