春の夏日 (短歌)

黄桜 悪魔のビール・赤 Photo by Anthony 撮影場所:大阪市 西成区 某所
汗にじむ 春の夏日は 暑くとも
喉に嬉しい ビールの苦み
庵祖兄
季節外れの台風の影響で、気温が28度を超えた。
午後からは台風が近づいてきて、天気も下り坂になり気温も下がるとの、天気予報を信じたばっかりに、、、
仕事を中断して、豚の角煮を作ることにしたけれど、雨が降るどころか 「快晴」 という言葉は、このことの為に存在するのかというほどの天気。
汗を首に巻いたタオルで拭きながら豚バラ肉のブロックをネギと生姜の千切りとともに炒めていく。
ゆで卵と一緒にひたすら煮込に続けるのだけれど、紹興酒と八角のかけらを入れないと、白飯にぶっかけたときに「魯肉飯」(ルーロウハン:台湾風豚角煮丼)と呼べない。
いつになったら雨が降るんだ? 気温が下げるんだ? 天気予報が外れることもあるけれど、ここまで外れることも珍しい。
結局は、夜の8時を過ぎてから小雨が降ってきたけれど、ビールを飲むことだけを考えて、額に汗を滲ませて煮込み続けた。
トロトロになった豚肉を頬張って、「徹底的に苦いビール」 を喉に流し込む!
普段なら喉が悲鳴をあげるほどの苦みだけれど、身体が 「苦み」 を求めている。
苦いビールの代名詞ともいえる 「IPA」(インディアン・ペール・エール)の中でも、苦みの強い黄桜の 「悪魔のビール」 の赤(レッドセッション IPA)を買っておいてよかった。
喉が喜んでいる。
投稿者: Anthony
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