映画 『スターダスト』

映画 『スターダスト』 ポスター
仙台駅東口のチネ・ラヴィータで映画 『スターダスト』 を観てきました。
ロック史に燦然と輝く不世出のロック・スター、デビッド・ボウイ。
世界に認められない苛立ち。兄の精神病 (統合失調症) と自身も発病するかもしれないという不安 ・・・
それでもボウイは、ロック、音楽を諦めなかった。
イギリスでロックスターを夢見る青年は、アメリカから世界を目指し時代を駆け抜けた。
1971年、新アルバム 『世界を売った男』 のプロモーションで渡米した24歳のデビッド・ボウイは、マーキュリー・レコードの宣伝マン、ロブと共に全米プロモーションツアーに挑む。
しかし、ツアーとは名ばかりの 「ドサ回り」 の連続で、ボウイは自身の知名度の低さと時代が自分に追いついていないことを痛感するのでした。
ボウイの葛藤の旅が続く ・・・・・ 若き日のデビッド・ボウイを描いた別人格 「ジギー・スターダスト」 誕生の物語でした。
投稿者: 霧島



あえて書きますが、、、
評判通りのあまりお勧めできる映画ではありませんでした。
盛り上がったのは、ラストの10分~15分くらいで、他は何だかよく解らない退屈なロード・ムービーを観せられている感じでした。
ロック・スターの伝記映画ということで、無意識の内に クイーン の映画 『ボヘミアン・ラプソディ』 と比べでしまうので、かなり分が悪いです。
あと、ボウイが別人格 「ジギー・スターダスト」 を創造し、奇抜で圧倒的なパフォーマンスにより覚醒・ブレイクするシーンを長く魅力的に描いて欲しかったと思いました。 映画 『ボヘミアン・ラプソディ』 のように!(笑)
映画 『スターダスト』 予告編(60秒) (YouTube 動画)
ロックスターの伝記にもかかわらず、ほとんど歌わないツアーは異様に長く退屈に感じました。
せめてラストのライブ・シーンでは、 『ジギー・スターダスト』 か 『スターマン』 を歌ってくれよー! と、心の中で叫んでいましたね。(笑)
そこで、デビッド・ボウイの 『スターマン』 です。 皆さん聴いてください。 名曲です!
David Bowie - Starman - live 1972 (rare footage / 2016 edit) (YouTube 動画)
ネットでいろいろ調べてみたところ、かなり交渉したそうですが、結局ボウイの楽曲使用の許可が下りなかったそうです。
理由は不明です。
以下、監督さんのコメントです。
「楽曲が使えないことが、逆に製作者としての解放感につながった。ヒット曲を観客に聴かせる必要もなく、彼の頭の中で起こっていることに集中できた。内面的な旅に目を向けることで、ボウイというアーティストがいかに形成されたのかを描くことに専念できた。音楽を除くことで心理面を探る空間ができたわけだ。」 とのことです。
→ 映画 『スターダスト』 公式サイト
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