緑菊頭河童
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Photo by Zassou Z 撮影場所: 福島県 会津 某所
今年、庭に1本だけある柿の木は不作でした。
昨年は大豊作で、処理し切れないくらいでしたが、今年はその2割くらいしか収穫できませんでした。
更に残念なことに、今年は去年のような河童は、1匹も潜んでいないようでした。
昨年のように河童が6匹も潜んでいたのは奇跡だったのでしょう。
【河童六兄弟】 ・・・ 憶えていらっしゃいますか?
→ 「河童六兄弟」(Anthony's CAFE 2019/10/27)

ああ残念と、思っていたところ ・・・・・
高いところの柿を高枝切りバサミでもぎ始めたら、高い枝の先に河童の頭のような物を見付けました。
昨年の河童の兄弟のように柿のような色と大きさではなく、この頭は柿よりもずっと大きく緑色で、まさしく河童の頭。
ついに河童が出ました!! 昨年の河童とは別の種類の河童です!
写真上部の左寄りの部分です。 分かりますか?
・・・ ちょっと不気味です。
投稿者: 雑草Z

大きさも丁度、河童の頭ぐらいです。 かなり、河童に似ていませんか?
なんでこんな高いところにいるのでしょう?
・・・ まるで、吊るし首です!
ハロウィンのカボチャの顔のような感じも致します。
そう言えば、収穫したのは10月末。 丁度ハロウィンの季節です。
今年はコロナ禍のハロウィン自粛で、渋谷から飛んできて、柿の高枝にひっかかったのでしょうか?

高枝切りバサミでちょん切って、収穫した柿の上に 「さらし首」 を置きました。
たったの1匹ですが、存在感があります。 昨年の6匹分くらいの大きさは有りそうです。
実はこれは、会津菊南瓜 と言う会津地方の伝統野菜です。
ハロウィンのカボチャのようなチャラいもんじゃ有りません。
今年初めて種を購入してポットに蒔いて、苗を作っていくつか植えたのですが、暴れ回って、作物や雑草と絡み合って、ツルがどこに伸びたか不明でした。
9月までにいくつか収穫しましたが、その後、どこにも見当たらなくて、今年は終わったものとばかり思っていたのでした。
それが、柿の枝のこんな高い所にまでツルを伸ばし、カボチャを成らせ、空中にぶら下がっていたのでした。
[編集長-ひとりごと]
収穫前の画像を見たら、「超巨大柿だ!まさしく、河童頭だ!」 と思っていたら、南瓜でしたか。
しっかし、南瓜ってこんな高さにまで、つるが伸びるんだなぁ~と感心いたしました。
僕の住んでいる地域にも 勝間南瓜(こつまなんきん) という伝統野菜があります。
「こつまんなんきん みたいな良い女」 ってな感じで、昔の大阪では使われていたようですし、落語や小説にもそういう表現があります。
勝間南瓜という品種が、小ぶりで、身がむっちりと詰まっているので、小柄でポッチャリとした女性(トランジスタ・グラマー...死語..オヤジ語)に対しての褒め言葉になっていたようです。
が、元来は 「おませな小柄の女の子」 に対して、大人が冗談交じりで使っていたらしいです。 早熟な女の子と小型で収穫時期が早かった南瓜を比べていたのでしょう。
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