小さな青空 (短歌)
夏への想い 待ち侘びるまま
*僕は冬が大嫌いなのだけれど、それ以上に梅雨の時期が嫌いだ。
写真家・さえき奎(けい)さんが、ブログの
→ 「日本の気候は四季じゃなくて「五季」なんだよね」(酒とソラの日々 / Lazy Days of Liquor and the Skies) という記事で
「いよいよ東北地方北部を除く全国で入梅となったらしい。道産子の俺にとっては、耐え難く鬱陶しい季節だ。まあ、それでも秋よりはずっとましだなんだけどね(笑)。梅雨の時期は一応「夏」ということになっているんだけど、これは明らかに間違っている。「春」と「夏」がせめぎ合う季節が「梅雨」なんだから、無理やり「四季」に当て嵌める必要など何もないと思うんだよね。だから「春夏秋冬」に替えて「春湿夏秋冬」という五季を提案したいと思う。で、この「湿」と「秋」がない世界に行きたいというのが俺の見果てぬ夢なんだよね(笑)。」
と、書かれている。
そう、その通りだと思う。
そして、この 「湿」 という季節に、僕は空を見上げるという行為が増える。
昔の放歌で 「土方殺すにゃ刃物はいらない、雨の三日も降ればいい~」 ってのが、ありましたが、、、
主夫(兼業)の僕も3日間も雨が降って洗濯ものが干せないと困ります。
乾燥機が嫌いなものなので、(旧時代人です) 直射日光で干したときの衣類の 「お日様の匂い」 が無くても我慢できますが、あのゴワゴワした感触と繊維が熱風でダメージを受けたときの臭いが嫌いです。
なので、天気予報で今日は午前中だけは降らない。と、なると、急いで洗濯をして、空を見上げるのだ。
最近の天気予報は精度が上がってきて、当たる事が多くなってきたけれど、ハズれる時は、ハズれるから。。。
雨雲の様子がヘンだなと思ったら、取入れの準備にかかる。
そんな時に見上げた雲の隙間に、小さな青空が顔をのぞかせていた。
あと、1か月もしないうちに夏がやってくる。
やってくるのだけれど、、、 その待ち遠しさに気持ちが高ぶる。
あの青空が、夏へと続いている ・・・
投稿者:庵祖兄
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