月の法善寺横丁
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所用といっても、串カツ屋さんに食べ放題・飲み放題のコースを予約していただけなんだけどNe!(それは、後日、記事にしますのでお楽しみに?)
♪庖丁一本 さらしに巻いて 旅へ出るのも 板場の修業(^^♪ と、お決まりのように 藤島桓夫 の昭和の大ヒット曲 『月の法善寺横町』(実際の地名は [横丁] だけれども、歌のタイトルは [横町] となっている) を歌いながら 法善寺(浄土宗 天龍山) を目指した。
ちなみに、この歌を歌った藤島桓夫はウチの近所の出身だそうで、電話局勤務を経て歌手になったそうな。
近所の爺様によると 『初めて来た港』 というマドロス(船乗り)ものの歌がヒットして、それからは 『かえりの港』 『さよなら港』 『流し舟唄』 『また来た港』 etc と、これでもかというほどの二番煎じ発売。
作家を変えて 『お月さん今晩は』 を発売して、それが大ヒットしたら今度は月シリーズ?(笑) 『月の法善寺横町』 が、それを超えるヒットを飛ばした。

Photo by Anthony 撮影場所:大阪市 中央区 難波 法善寺横丁
武漢肺炎ウイルス蔓延のせいで、普段は観光客だらけの石畳の小路も人影が、まばら。
僕も含めて通行人のほとんどは、マスク姿だった。
先客というか先に来ていた参拝者は、かなりの時間、お不動さんに祈願していたようだが、観光客というよりも出勤前のホステスか風俗嬢という感じで、(服装は全然、違うけれど、雰囲気が...)願掛けに必死だった。
投稿者: Anthony

同じ境内にある老舗の甘味処 「夫婦善哉(めおとぜんざい)」
大阪を代表する無頼派の作家 織田作之助 の小説 『夫婦善哉』 で有名になったこの店の名物は、2つの椀で出される 「ぜんざい」。
1つの椀を二人で分けて食べると別れるという云われから、夫婦・カップルが一緒に食べるとラブラブになると言われています。
江の島に弁天さんをカップルで参拝すると、女神である弁天さんがヤキモチを妬いて別れさせるという例のアレ(笑)の逆パターンです。
で、20年前に駆け落ちしたカップルが神奈川在住の友人宅を訪問したついでに江の島に参詣したら、その2年後に別れたという事実もあります(それは、僕... 泣)ので、ぜひ、ここで 「ぜんざい」 を食べたいところ。。。
ちなみに、ここの 「ぜんざい」 は、焼き餅は入っていません。 白玉が入っています。
そして、いつもは店先に行列ができていることが多いのに、開店休業状態でした。
恐るべしは、武漢肺炎の影響。

苔むした西向不動明王(水掛不動さん)。
第二次世界大戦の空襲で伽藍のすべてが焼失しましたが、焼け野原の中にこの水掛不動尊だけが残っていたそうです。
水をかけて祈願することで商売繁盛、病気平癒、恋愛成就などなど、どんな願いでもかなえてくれるといわれていて、毎日、多くの人が水をかけて全身苔に覆われています。
僕たちに順番が回ってきたので、お不動さんに武漢肺炎ウイルスを吹き飛ばして頂くように祈願しました!
♪待っててこいさん 哀しいだろうがああ 若い二人の想い出にじむ 法善寺月も未練な 十三夜♬
見上げると、空には寂しげな月が上り、また、『月の法善寺横町』 を歌いながら横丁を後にしました。
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