BARの片隅で (詩)
BARの重い扉を開けると
暖かい笑顔のマスターが出迎える
停まり木に座り 「ホット・ラム」 とオーダーする
「ダークで?」
マイヤーズに手を伸ばすマスターに
「いや、今夜は白いので」
ヤカンに火を着けロンリコを注いでくれる
やがて湯気がともる銀色の取手がついたタンブラーが運ばれ
俺は一息をつく
木のぬくもりのするBARの片隅で
投稿者:Nao
(初出:2008/02/17 )
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