第26回 近代は幸せか?

 秋もすっかり深まり北の大地からは、雪の便りも聞こえて来るようになりました。

 四季があり南北に長い地形の日本に、何かしら郷愁を感じる季節がやってきました。

 これからしばらくは、寒くて氷に閉ざされる季節の到来ですが、同時に暖かくて優しい気持ちになれるのも又、冬の醍醐味だったりします。

 去年は記録的な暖冬で灯油やガスの消費量も減りましたが、今年はどうなるのか、こればかりは地球に聞いても解りませんし、太陽に聞くしかないのですが残念ながら聞くすべは、ありません。

 かくなる上は、Tanokenさん に取材に行ってもらう以外に手はなさそうです。(冗談です。ハイ。Tanokenさんは、ちょいちょい宇宙ネタを披露されるのでつい)

 冗談はおいといて環境です。先日、兵庫県は明石市に行って来たのですが、さすがに言わずと知れた蛸の町。

 町のいたる所に明石焼(玉子焼)の看板が見えます。と、それは別項として、明石は「時」の町でもあるのです。

 ところで皆さま、時計て何故に右回りかご存じでしょうか?

 実は時計の原型である日時計は南半球は左回り、北半球は右回りなんですね。

 つまり、精密機器の代表である時計こそが贅沢の証しって事に、なるのでしょうか。

 うんにゃNot!僕はそう思いません。最近ではやたらとアフリカやアジアなどの貧困層などが、テレビで取り上げられてますが、本当に第三世界の人々は不幸なのでしょうか?

 そもそも、近代社会の薬品漬けの生活って、幸せなのでしょうか?

 更に言えば環境問題と言うと、やたらと化学物質やらコンクリートやらを糾弾されるのですが、大いなる大自然の中で生活されている人々にとっては、自然も人間もタイタイで暮らしているって事実です。

 そんな人々に金儲けの為に近代を持って行くって動きがあるのが気になります。



投稿者: Nao






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コメント 3

There are no comments yet.
★apple
2007/11/15 (Thu) 22:09

自然が一番!

そうですね!
自然が一番の財産ではないでしょうか。
人間は自然を創ることは出来ないのです。
調整することは出来ても・・・

化学薬品は薬品とは言えません。
化学とは薬品を修飾する言葉ではないと思っています。
本来の薬品はいいものです。
草冠に楽(らく、楽しい)と言う意味ですから・・・
高麗人蔘や熊胆圓!これが薬品です。
(すみません、薬を扱っているものですから・・・)
ですから化学薬品は化学品と呼ぶべきだと思います。
ポチ!(^^ゞ

雑草Z
2007/11/18 (Sun) 20:43

開発されなければ幸せ

 第三世界、未開の地、挙句の果ては開発途上国なんて呼んで、開発援助している自称先進国は、実際は自分達の利益の為に第三世界の人々を利用しているだけですね。
 相手が望んでいない開発援助って、酷いもんです。援助交際よりずっとたちが悪いものですね。

 開発された土地の原住民は、自給自足の生活を奪われて実質プランテーション化されたり、土地を奪われて都市のスラムに住まざるを得なくなっています。

 開発されない土地での自給自足の生活は、食べ物もそのへんに十分にあり、労働時間も多くなく、家族とともに過ごす時間も多かったでしょう。鬱病なんかもなかったのではないでしょうかね?

 そして、そういう社会こそ持続可能な社会なのですが・・。

雑草Z
2007/11/18 (Sun) 20:50

P.S.です。

 ご紹介の槌田敦さんの本はどちらも環境問題の本質にせまるいい本です。「環境保護運動はどこが間違っている」は特に面白かったです。
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」は、槌田敦さんのおいしい部分をパクッた感じでちょっと・・。

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