哀しきめんどり (詩)

雌鶏がクックコッコと泣いている
見つかっちゃった
見つかっちゃった
折角巧く隠れていたのに
こんなことで見つけて欲しくなかった
そっとしておいて欲しかった
地球の卵を孵すまで
ずっと眠っていたかったのに
*震災に見舞われている方不謹慎と思われたのなら申し訳ございません。(縞猫の筆力欠如のせいです)
けっしてふざけているわけではありません。むしろ逆。 心よりお見舞い申し上げます
投稿者:縞猫
(初出:2008/06/15)
[編集長-補足]
この詩が発表された前日に 岩手・宮城内陸地震 が発生した。
画像の鶏のような地形は、その爪痕だったと記憶している。当時、ネット上ではこの画像が鶏に似ているという記述が多くあった。
宮城県在住で、その地震を経験した霧島氏の記事も惨状を伝えている。
→ 「岩手・宮城内陸地震」[Anthony's CAFE 2008/06/14]
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