ヨモギ (詩)

胸が痛くなるよ

ヨモギの茶を飲みなさい 

薬になるから


頭がいたいよ

じっとしてると 

静まるよ


おかあさん
 
ああ おかあさん

春になったら一緒に河原へ行こう

菊の苗が並んだ頃にね







ヨモギの汁はあかぎれにいいそうな  真冬はしもやけに効くそうな

免疫力 食あたり 虫下し 浄化  ビタミンがA  B1 B2 ・・・なんだかいっぱい


茹でて細切れにして あ!青汁!

切り傷に効くんだっていうから 葉っぱの裏の真っ白にした花束を詰んで来たんだよ

今でも父が生きていたなら 粉末青汁にして送ってやったものを












投稿者:浅葱斑

(初出:2013/10/11)

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コメント 4

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雑草Z
2015/11/04 (Wed) 06:34

ヨモギ

 こう言う詩は郷愁を誘っていいですね。

ヨモギ餅は大好きだけど、ヨモギの茶って薬になるんですね。
こうやって
自然の植物を薬にしていた時代が懐かしいと言うか、
そんな時代のほうが遥かに長く続いたし、きっと体にもいいでしょう。
薬害なんかも無かっただろうし・・・。

山口ジジイ
2015/11/05 (Thu) 00:24

親に対する気持ちが、伝わってきますね
昔、手の平を斬った時、たくさんのよもぎで
止血したことを思い出します

Anthony
2015/11/05 (Thu) 01:37

雑草Z さん、


 身近なものを利用できる環境が、つい最近まで都会でもあったんですが、なんでもかんでも買ってすませるほうが良いという風潮ここまでくるなんて…

Anthony
2015/11/05 (Thu) 01:41

山口ジジイ さん、


 僕も若い頃、山歩きをしている途中で手首を怪我して、通りすがりのオジサンに雑草のように生えていたヨモギで止血してもらったことがありますよ。

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