球 (詩)

水風船
"水風船" Photo by Asagimadara



球になる

そうすれば裏も表も何もない


影は

どこまで行っても探せない


光は

どこまでも光となるから

騙されることなどなにもない


光しかなかったなら

それは大変疲れると思う


影しかなかったなら

それは真っ暗で何も見えない


こまったね

こまったもんだね


抱き合えたならいい

あなたと

わたし


二人で影を塗りつぶして

二人一緒に球になる


ぬくもりがあり

確かな感覚があり

光も影も溶け込んでいくから


それがいい












投稿者:浅葱斑

(初出:2008/06/23)

関連記事



にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ ← クリック投票に協力を! 編集部・執筆陣のやる気がUPします!

0 Comments