センチュリオン・カード
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アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
何十年も前に考えたネタや小説を、自分の生きた証として遺そうと思い、恥をしのんで公開しておりますが、
小説家の道を早々に諦めたために、このようなカードを持てる身分となりました。ただ、今となっても何が正解だったのだろうかと時々考えることがあります。
なんちゃって。
上の文章だと自分がまるで大金持ちみたいですが、実際のところは、日本市場導入当初の甘い審査に引っ掛かって取得できたものを、その後頑張って何とか維持しているだけです。
さて、このブラック・カードについて少し書きたいと思います。
このカードの特典として各ホルダーにパーソナル・コンシェルジュという、専任のコンシェルジュがつきます。
電話が苦手なものでずっと活用して来なかったのですが、数年前に物はためしでJRの切符を手配することにしました。
僕の担当は愛想のいいおばちゃんでした。長い長い本人確認の後、切符の話をすると、旅行担当の者に電話を回すと言い、その前に他に何か要望がないか尋ねてきました。
何もないですと言うと、やっと旅行部門に電話が替わりました。
で、それから唐突に三者通話が始まり……
担当「この方は、当社の特別なお客様ですから、精一杯ご要望にお応えしてください。お願いしますね」
旅行担当「わかりました。誠心誠意勤めさせていただきます」
担当「お願いします。── それでは、私はこれで失礼しますが、ご要望の方は、もうこれで本当にございませんでしょうか」
僕「あ、ないです」
担当「それでは失礼いたします。また今後、何かご要望ができた際には何なりとお申しつけください」
僕「はいはい。(長かった……)」
丁寧すぎるのもちょっと考えものです。
以来、あらゆる旅行の手配は全てネットで自分でやるようになりました。
投稿者:クロノイチ
[編集長-ひとこと]
過去に金融関連の会社で営業マンをしていた時期がありますが、このカードを所持していた人と出会ったのはたった1回だけ。
それも、誰もが知っている大会社の元重役だった人で、趣味で飲食店を経営している人。
通称、ブラック・カード・・・ ハッキリ言って、このカードを持ってる人は、全世界で数千人らしい。
この星(地球)で、1万人もいないってこと。
なんせ、カードの年会費が35万円(税別)です。(入会金も同じくらいの額だったと思う)。
僕なんか、3000円の年会費がかかるカードの維持費がもったいないからと解約して、年会費が無料のカードに乗り換えてました。
審査もかなり厳しくて、それ相応の収入と信用がある人じゃないと持てない幻のカードを持っているクロノイチさんは、いったい、何者なのだ?
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