仄かなシクラメン (詩)

Photo by Asagimadara
モノトーンの季節到来
ここはただ土の黒さと雪の白さと
足早にすぎる人の群れ
夜になると街は色とりどりに輝くけど
物悲しさがこころを貫く
それでも
あなただけはわかるんだよ
王冠をかぶったように
星が降ったようにそこにいるのだ
投稿者: 浅葱斑
(初出:2011/12/21 )
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