乗鞍岳 1 (長野県 松本市)
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ということで、乗鞍岳(3026メートル)に登ってきました。
仙台から、車での走行距離が片道だけでも540キロメートル。
登山口に着くまでに8時間以上かかってしまいました。
やれやれ。あきれるくらい遠かったです。(笑)
乗鞍岳は、北アルプスの南端、長野県と岐阜県の境にある山です。
ここまで来ると日帰りは無理なので、松本市に一泊して、市内をさらっと散策し、国宝の松本城を見学してきました。

肩の小屋登山口と山頂直下に展開する大雪渓
マイカー規制のため乗鞍高原からは、バス・ハイクになります。
終点は標高2700メートルの畳平ですが、落石のため通行止めになっているので、ここから先には行くことはできません。
このため、ここ肩の小屋登山口がバスの終点になります。
登山口からは、大雪渓を直登して肩の小屋に進みます。
直登といっても距離も斜度もたいしたことはないので、約20分くらいで肩の小屋に着きます。
山頂へは、休憩を含めても、なんと、1時間くらいで着いてしまうのです。
なんと、呆気ないことか!達成感はほとんど感じられませんでした。(笑)
大雪渓は、サマー・スキーのメッカでもあります。
この日は、大学のスキー部風な人たちが、ポールを立ててスラロームの練習をしてました。
トレッキングよりも、スキーかボードで滑りたくなってきました。(笑)

肩の小屋とコロナ観測所
すごく立派で充実した小屋でした。
休憩所、食堂、売店、宿泊施設、さらになんと、周辺の雪を溶かして沸かしたという風呂まであるのです。
これにはびっくり!
ほとんど、レストハウスという感じです。
小屋の後方に見える施設?
正面上方、摩利支天岳(2872メートル)の山頂にあるのは、コロナ観測所です。
この付近には東大の宇宙線研究所の建物もありました。

肩の小屋付近から山頂を望む
正面が朝日岳(2975メートル)、左奥が乗鞍岳の最高峰 剣ヶ峰です。
乗鞍岳というとライチョウが有名ですが、残念ながら見ることはできませんでした。
マイカー規制の影響か、乗鞍岳のライチョウは増えてきていて、畳平周辺のハイマツ帯にはかなり生息しているとか。
あまり人間を恐れないのか、けっこう近づいてくるそうです。
地元の小学生のグループも登ってきていました。
ここは、老若男女多くの人が登れる3000メートル峰であります。(笑)
中には、軽装で登ってくる観光客もいるとか。。。。やれやれ!
→ のりくら観光協会 - 乗鞍高原 HP
投稿者: 霧島
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