木綿のハンカチーフ
就職で都会に出た彼と田舎の彼女の往復書簡。 長いが全部書いてみる。
《一番》
「恋人よ僕は旅立つ 東へと向かう列車で 華やいだ街で君への贈り物探すつもりだ」
「いいえ貴方 私は欲しい物はないのよ ただ都会の絵の具に染まらないで帰って」
遊びに行くのではない、仕事に行ったのだ。
希望に燃える彼にいきなりの都会全否定である。旅立つ前に話し合いはなかったのか?
《二番》
「恋人よ半年が過ぎ 会えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を贈るよ 君に似合うはずだ」
「いいえ星のダイヤも海に眠る真珠も きっと貴方のキスほど煌めくはずないもの」
気を使って、きっとなけなしの銭で買っただろう指輪を一言の下に否定。
「キス」 と甘い言葉を絡めてはいるが、暗にダイヤだ真珠だと 「安物は要らない」 と、ほのめかしている。
怖い女である。そして半年、会いに行こうともしない
《三番》
「恋人よ君は素顔で 口紅も付けないままか 見間違うようなスーツ着た僕の写真を見てくれ」
「いいえ草に寝転ぶ貴方が好きだったの でも木枯らしのビル街 身体に気を付けてね」
ここまで来るともはや女の心は完全に冷めている。
好き 「だった」 と書かれている。
男ならスーツぐらい着るだろうに、それまで否定されてはもはや打つ手なしだ。
都会=悪 田舎=善 と、決め付けた奴には何を言っても無駄なようだ。
そして、男も辟易する。
《四番》
「恋人よ君を忘れて 変わってく僕を許して 毎日愉快に過ごす街角 僕はああ帰れない」
気を遣っているのだ。「毎日愉快」 なはずがない。
何を言っても 「いいえ」 で、返されたのでは聖人君子でもキレる。
善人ぶったキチガイほど始末の悪いモノはないと、男も気付いたのか己を悪と認め 「帰らない」 ではなく 「帰れない」 と結んでいる。
そう、帰れないのだ。こんな奴が居る故郷には!しかし、女は何故と聞く事もせずシレッと返す。
「あなた最後のわがまま 贈り物をねだるわ ねえ涙拭く木綿のハンカチーフ下さい」
何なんだこのイヤラシイ書き方は。
いい事ばかりも無い、悪い事ばかりでもない。それは、都会に居ようが田舎に居ようが同じだ。
行ってもいない都会を悪と決め付け、真面目に働く男に勝手に愛想を尽かす。
誠に 「独善的固定観念」 に凝り固まった女だ。
俺も昔は 「昭和の名曲」 だと思い、聴いていた。
投稿者: ぐっちゃん
[編集長-回想]
太田裕美 木綿のハンカチーフ (YouTube 動画)
(時間帯や接続状況により動画が視聴できない場合は、時間が経ってからどうぞ)
*動画は司会者からして、たぶん 「夜のヒットスタジオ」 (昭和51年か?)
僕もこの歌が大好きだったんだけど、何回も恋愛と失恋を重ねていくうちに、この歌の恐ろしさに気づきだした。
太田裕美 の舌足らずな声と歌い方、そして清楚なイメージに騙されていたのだった!(笑)
でも、その後のフォーク~ポップス期のヒット曲も、テクノ・ポップになってからの曲も大好きだよーーー。
amazon 「太田裕美」
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《一番》
「恋人よ僕は旅立つ 東へと向かう列車で 華やいだ街で君への贈り物探すつもりだ」
「いいえ貴方 私は欲しい物はないのよ ただ都会の絵の具に染まらないで帰って」
遊びに行くのではない、仕事に行ったのだ。
希望に燃える彼にいきなりの都会全否定である。旅立つ前に話し合いはなかったのか?
《二番》
「恋人よ半年が過ぎ 会えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を贈るよ 君に似合うはずだ」
「いいえ星のダイヤも海に眠る真珠も きっと貴方のキスほど煌めくはずないもの」
気を使って、きっとなけなしの銭で買っただろう指輪を一言の下に否定。
「キス」 と甘い言葉を絡めてはいるが、暗にダイヤだ真珠だと 「安物は要らない」 と、ほのめかしている。
怖い女である。そして半年、会いに行こうともしない
《三番》
「恋人よ君は素顔で 口紅も付けないままか 見間違うようなスーツ着た僕の写真を見てくれ」
「いいえ草に寝転ぶ貴方が好きだったの でも木枯らしのビル街 身体に気を付けてね」
ここまで来るともはや女の心は完全に冷めている。
好き 「だった」 と書かれている。
男ならスーツぐらい着るだろうに、それまで否定されてはもはや打つ手なしだ。
都会=悪 田舎=善 と、決め付けた奴には何を言っても無駄なようだ。
そして、男も辟易する。
《四番》
「恋人よ君を忘れて 変わってく僕を許して 毎日愉快に過ごす街角 僕はああ帰れない」
気を遣っているのだ。「毎日愉快」 なはずがない。
何を言っても 「いいえ」 で、返されたのでは聖人君子でもキレる。
善人ぶったキチガイほど始末の悪いモノはないと、男も気付いたのか己を悪と認め 「帰らない」 ではなく 「帰れない」 と結んでいる。
そう、帰れないのだ。こんな奴が居る故郷には!しかし、女は何故と聞く事もせずシレッと返す。
「あなた最後のわがまま 贈り物をねだるわ ねえ涙拭く木綿のハンカチーフ下さい」
何なんだこのイヤラシイ書き方は。
いい事ばかりも無い、悪い事ばかりでもない。それは、都会に居ようが田舎に居ようが同じだ。
行ってもいない都会を悪と決め付け、真面目に働く男に勝手に愛想を尽かす。
誠に 「独善的固定観念」 に凝り固まった女だ。
俺も昔は 「昭和の名曲」 だと思い、聴いていた。
投稿者: ぐっちゃん
[編集長-回想]
太田裕美 木綿のハンカチーフ (YouTube 動画)
(時間帯や接続状況により動画が視聴できない場合は、時間が経ってからどうぞ)
*動画は司会者からして、たぶん 「夜のヒットスタジオ」 (昭和51年か?)
僕もこの歌が大好きだったんだけど、何回も恋愛と失恋を重ねていくうちに、この歌の恐ろしさに気づきだした。
太田裕美 の舌足らずな声と歌い方、そして清楚なイメージに騙されていたのだった!(笑)
でも、その後のフォーク~ポップス期のヒット曲も、テクノ・ポップになってからの曲も大好きだよーーー。
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