アラハバキ(荒覇吐)神を祀る神社 Ⅰ  磐神社

「磐(いわ)神社」 岩手県奥州市衣川区、安倍氏の館跡の近くにあります。
 

 平安時代、朝廷から重要視されていた 延喜式 の神社で、元々は、エミシ・安倍氏の守護神であるアラハバキ(荒覇吐)神を祀っていた神社で、天然の巨岩を御神体としていた。

 巨岩は、アラハバキ神そのものではなく、神の宿る場所でありました。神は天から降りて来るのです。

 当時、巫女は巨岩の前に座り、護摩壇に乳木を焚き、呪文を何度となく繰り返し、祈祷を始める。そして、神が天降る。。。。。イタコの口寄せのような感じかな?

 まあ、ここは、安倍氏の聖地であり、今で言う パワー・スポット です。

 強力なパワー・スポットです。間違いなし!

 私も強力なパワーをもらってきました。(笑)





磐(いわ)神社の社殿

磐(いわ)神社の社殿


 のどかな田園地帯にポツンと存在する神社である。

 昔から御神体の巨岩のみで、社殿も本殿ない神社でしたが、明治になってから地域の人々の強い要望で社殿が造られた。





御神体(巨岩)

御神体(巨岩)


 社殿の裏側にある御神体の巨岩は、案内板によると、幅は10m、高さ4mもあるとのこと。

 なんと、社殿なみの大きさだ!(笑)





御神体と社殿の一部

御神体と社殿の一部


 アラハバキ神は、東北地方に多く残っている信仰で、ルーツは縄文時代まで遡ることができる、という説もあります。

 また、天孫民族(大和民族)が、我国に渡来する以前に、先住民族によって祀られた神である、との説もあります。






投稿者: 霧島






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コメント 1

There are no comments yet.
霧島
2011/01/01 (Sat) 17:26

アラハバキ(荒覇吐)神は、縄文時代の
土偶ってイメージが定着しつつあるようだが。。。

これって星野宣之の漫画「宗像教授異考録」
シリーズの影響がつよいよな!! やれやれ!(爆)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%97%E5%83%8F%E6%95%99%E6%8E%88%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

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