クールな登山家  1

アバンギャルドでハイセンス!詩人、童話作家、農学者にして地質学にも造詣が深かった宮沢賢治。

 ある人は、彼を東洋の賢者と呼び、また、ある人は、空想的な社会主義者と呼んだという。

 そんでもって、私は、彼を、「クールな登山家」 と呼びたい。(笑)


 岩手の山々、岩手山や早池峰山等、多くの山に登り、詩人・童話作家としてのホットなロマンティストの目と農学者・地質学者としてのクールな現実主義者の目で、郷土の深い自然の原風景を鋭く観察し、検証し、詩や童話に取り入れたと思う。


 賢治の童話で 『グスコーブドリの伝記』 というのがある。

 ここに登場する火山島の火山は、岩手山をモデルにしたといわれている。

 家族を冷害で亡くした、主人公のグスコーブドリが、自らの命と引き換えに、火山を爆発させ 放出させたガスで地球温暖化を起こし冷害を無くすというストーリー。

 すごい発想というか、現代の地球温暖化を予想してたような内容。。。。。


 まあ、なんというか、深く難解な方ですねー。。。やっぱり、宮沢賢治 は天才です!(笑)




投稿者: 霧島

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