遠野物語  4 (岩手県 遠野市)

 「土淵村に、ダンノハナという地名あり。その近傍にこれと相対して必ず蓮台野(デンデラ野)という地あり。60を越えたる老人はすべて、この蓮台野(デンデラ野)に追い遣るの習いありき。老人は、いたずらに死んでしまうこともならぬゆえに、日中は里へ下り農作しては口を糊(ぬら)したり。」

(『遠野物語』 111話 より)  


ダンノハナとは、墓地のある丘の端という意味である。


昔は、囚人の処刑場であったとのこと。。。






土淵村の「デンデラ野」
土淵村のデンデラ野
 

蓮台に乗って死者が通る場所とのこと。


 ここは、村境の小高い丘で、眺めが良い。

 
 かつては老人を捨てた場所であったらしい。。。

 っていうか、老人たちが集団で生活する場所かな??





デンデラ野に建つ「藁小屋」
デンデラ野に建つ「藁小屋」


「山口、土淵辺りにては、朝に野良に出るを ハカダチといい、夕方、野良より帰ることをハカアガリというといえり。」

(『遠野物語』 111話 より) 

 
 写真のような粗末な藁小屋を作って、死ぬまで生活していたらしい。。。


 やれやれ、いまより、なんと、生と死が間近にあったことか。。。(笑)












投稿者: 霧島




関連記事



にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ クリック投票に協力して下さいませっ!

0 Comments