下男日記 (1) 鬱からの脱却


Anthony's CAFE の読者の皆さま。いつも応援、ありがとうございます。
そして、僕の精神疾患に対しての多くの励ましのお言葉に本当に救われました。
お陰様で鬱もようやく落ち着き 「何とか仕事を探さねば」 と、考えていたある日のコンビニ。
たまたま開いたアルバイト情報誌の求人の一画が目に飛び込んで来ました。
そう、以前に経験がある温泉旅館の住み込みの仕事である。
早速、電話してみたら、女将さんらしき方が 「肌着だけ持って明日から来てください」 との事。
明日?とは思ったが貯金も底を尽き、ましてや履歴書も面接も無しの一発採用。
当然、翌日カットに行き無精ヒゲも剃り、指定通りに近鉄阿倍野橋駅から吉野行き急行に乗車する。
ワクワクとドキドキの旅行気分だ。
やがて列車は街を抜け町を通り過ぎ山に入り村を縫い寒々とした風景へと進んで行く。
やがて四両編成の列車の乗客は、私一人となる。
淋しい、、、、。やたらと淋しい、、、、。
そして列車に揺られる事、二時間弱。
ようやく終点「吉野駅」に到着だ。
そこへ私を待ち受けていた乗り物は、やはり心淋しげなケーブルカーであった。
投稿者: Nao
[編集長-ひとこと]
桜の名所で紅葉のメッカでもある吉野山。
そこに、落ち着いてきたとはいえ完治していない鬱を抱えたNaoさんが向った。
経験があるとはいえ旅館の仕事はハードだ(僕もNaoさんが番頭をしていた旅館で短期ですが、バイトさせてもらったことがあるので、よ~くわかります)し、客商売だ。
大丈夫なのか? 鬱状態で接客できるのか?
心配であります。
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