その101 障壁
だったら、アレルギーではなかった、らどうなんだ?と、声を大にして教師に問い掛けたいので小エントリーにて。
人は誰も食事は美味しくいただきたいし、また美味しく食べる時間が一番の楽しみであろう。
ましてや小学生の児童のことである。友達や班のみんなとワイワイガヤガヤしながら給食を食べるのは理想であるし、ほのぼのと美しい風景ではある。
しかしそれは遠い昔の話であって、現在では味覚障害の児童がかなりの割合で増えていて、学校教師、及び栄養士云々が味覚障害について理解が無いのが現状と言えよう。
それは冒頭の現役教師による、児童に向かっての「アレルギーではないんでしょ」なる暴言一つで、理解出来よう。
そもそも、食べ物の好き嫌いは誰でもあるのに、公立小学校は何故にあんなに食の栄養素だけに敏感なのか。
過日、新聞の読者の投稿欄に元自衛隊員の方が書いておられたが、陸上自衛隊の訓練の一つにサバイバル訓練があると書いておられた。
それはジャングルに舞い込みネズミや蛇の捕獲はもちろん、虫を食べ雑草を食べ雨に打たれ睡眠を妨げられながらも生きるために食べ物を探し続ける、それは過酷な訓練と書いておられた。
しかしながら投稿者の方は「それでも日常生活の偏食は治らない」と書いておられた。
それはそうであろう。私自身、この投稿を読んで目から鱗が落ちる思いであった。思えば私の小学生の頃でも、グリーンピースをどうしても食べられない女の子が、五粒の豆を前にして昼休み中泣いていた風景がどうしても忘れられない。
ひどい教師になると、五時間目が始まっても給食トレイを女子児童の机の上に置かせて、授業を始める教師もいた。
教師は何故に児童にすべて食べさせようとするのか。成長すべき児童が「食」を拒否する自体が「食」に問題があると考えるべきではないだろうか?
子供の感覚は鋭敏である。抗生物質漬けの給食を拒否する児童がいて当然ではないか。
「アレルギーではないんでしょ」だったら、教師はアレルギーでなかったらカエルの丸焼きやマムシの心臓を食べれるのだろうか?
四肢に障害を持っておられて特定の食品しか食べられない児童に向かって「アレルギーではないんでしょ」と教師は問うのか?
わがままの好き嫌いでは無く精神病としての味覚障害の児童に対して「アレルギーではないんでしょ」と何度も問う教師の無神経さは如何に!
以下私事にて。
小学生の頃、給食において昆布巻きがどうしても食べられなかった。豚汁やカレーなどに入っていた白身の脂臭さは今でも覚えています。
給食制度の功罪は別として自分なりに、小学校における給食と味覚障害について、書いていきたいと考えてます。
一人暮らしの私ですので現在の学校給食の現状についての情報をいただけたら嬉しいです。
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投稿者: Nao
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