第12回 エッチなパンツでBUSY SIGNALSを見に行ったらVERTICALにヤられました

VERTICALの女性ボーカリスト、SHIMMY
超クール!なVERTICALの女性ボーカリスト、SHIMMY!!


目を奪われた。動けなかった。2008年、3月20日。

 名古屋の車道 3STARSというライブハウスへ、アメリカから来たTHE BUSY SIGNALSを見に行く。

 シカゴ出身の、女性ボーカルパンクバンドだ。

仕事が終わり、友人からのメールの返事を打ちながらタラタラと会場へ向かった。最初の1~2バンドぐらい、見逃してもいいと思ったのだ。

 ライブハウスの重い扉を開け、まずはバーカウンターでビールを頼む。

 初期パンク風の、良い意味でルーズさを感じる演奏が心地よく聞こえる。

 フロアは満杯。

 あ、なんかこのバンド、凄く好みの音だ、と思ったワシは、人垣をかきわけ、前へ行く。案外、前は空いてる。

 彼女を目にした瞬間。

 動けなかった、目を奪われた。

 こんなにクールな女性ボーカル、見たこと無い!

 細身のスーツに身を包んだ彼女は、ニコリとも笑わない。

 真っ黒なボブカットの髪の毛を、トップだけ逆毛にしている。

 これまでに感じたことの無いオーラだった。

 曲は間違い無くのれるのに、全く動けなかった。

 彼女のステージアクションも格好良く、全く動かずにマイクに向かう時もあれば、突然動き出す時もある。

 静と動がハッキリしている。ボーカリストとして人を魅了する力が本当に凄かったのだ。

 単純に楽しめて踊れるバンドはいくらでもいる。

 正直、凄すぎて自分が動けなくなる、いつまでも見ていたいバンドなんてそんなに無い。

 ビールをちびちび飲むぐらいの余裕がこちらの関の山だ。

 今まで感じたことの無い衝撃を受けた、VERTICALのステージは終わった。

 この日出演した他のバンド、SUPER USA!(注・日本人です)、ZYMOTICS、ORdER、勿論、THE BUSY SIGNALSも格好良いステージを見せてくれた。

 ハードコア、パンクが好きな人、そうでなくとも、アンダーグラウンドな音楽シーンに興味がある人は、是非チェックして欲しい。


 さて、VERTICALの凄さ故に、「今回の記事はこれだ!」との思いがムラムラと沸き上がり、酒ですっかり出来上がったワシは、インタビューを申し込んだ。
 
 ベースのREHIRAW‐SUICIDE氏に、快く答えて頂いた。

・まずは、名前と担当パートをお願いします。

 「NOV‐SPUTNIK(Dr)KIM(Vo,Gu,Songs)REHIRAW‐SUICIDE(Vo,Ba,Songs,Lyrics)そして紅一点、フロントボーカルはSHIMMY(歌詞も担当)。」


・VERTICAL結成の経緯について教えて下さい。

 「 THE CURE のロバートスミスに憧れていた。ある日、シンナーを吸いながらTHE CUREのビデオを見ていた。その時、突如、『ロバートスミスのように頭をデカくしなければならない。全人類は彼のように髪を立てるべきだ』との使命を感じ、2007年、VERTICALを始動させる。


 当初は男性3人で活動していたが、バンドに対して変化を求めていた。

 1983年の SIOUXSIE AND THE BANSHEES のビデオに衝撃をうける。


 「KING BISKET」という名の、岐阜県警にマークされているヤバいクラブでD.JをしていたSHIMMYをバンドに誘い、4人編成で活動を再開する。

 REHIRAW‐SUICIDE、1週間のイギリス旅行に行く。

 帰国後に、名古屋中心での活動だが、岐阜では当地 シーンを醒めさせる「ULTRA SEX」という名を掲げたクラブ感覚 (DJにドラムンベース)の企画を行なっている。

 純粋に音楽を楽しむことが目的なので、参加バンドのジャンルはバラバラだ。

 お客とお客、バンドとバンド、そしてバンドとお客が関係するという意味でSEXという言葉を使った。」


・VERTICALの方向性について教えて下さい。

 「VERTICALの方向性は、パンク、ニューウエイブ、ハードコア、ゴス、ポジティブパンクの要素をもった『UKニューウェーブに通じる、湿っぽい感じ』。

 不思議の国のアリスをモチーフにした『UNDERLAND WONDERLAND』などという曲もある。

 東海方面には同じ様なタイプのバンドが存在しない。常に斬新なものは中心からではなく、郊外から発信される。」


・今後の活動予定を教えて下さい。

 「6月にレコーディングをして、年内に自主でビニール盤をリリース予定だ。」

http://www.myspace.com/vertical2000 (my spaceで音源と動画が見れます)


 以上、REHIRAW‐SUICIDE氏に答えて頂きました。


 本当に東海地方で似たタイプのバンドは見たことが無く、以前、ワシは関東地方に居候していたのだが、その時ですら、同じタイプのバンドをひとつとして見たことは無い。

 4月4日、金曜日に、名古屋、今池ハックフィンで、ライブがあるので、是非、その目で確かめて欲しい!

出演バンド

・VERTICAL
・ASSASSINATORS(デンマーク)
・ORdER
・九狼吽
・STAB 4 REASON
・C.F.D.L.

パンク、ハードコアファンなら、必見のラインナップだ!!

・開場 18:00 ・開演 18:30

・前売 2,000円 ・当日 2,300円 (別途ドリンク代必要)

・お問い合わせ 名古屋ハックフィン 052‐733‐8347



投稿者: やさい



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3 Comments

TAKA_1

ルックスを拝見した時に、まず、ロバート・スミス(THE CURE)かスティーブ・ロウリングス(THE DANSE SOCIETY)に似ているなと思いましたが、やはりロバートに影響を受けていましたか。(彼自身は、ただ汚れが目立たないという理由だけで黒い服装を好んでいたようですが)

音楽には、全く詳しくないのですが、THE CUREのダークで美しく、時にはセンスさえ感じさせるサウンド、ロバートのひっくり返したような歌声には嵌まりました。バンシーズは、Anthonyさんの影響があり、聴く事が多かったです。カルト・ヒーローは未聴ですが。

ご紹介のアーチストも、きっとそのようなサウンドなのでしょう。しかし、その女性ボーカリストの歌声も聴いてみたいものです。

  • 2008/04/04 (Fri) 02:39
やさい

>TAKA_1さん
実は、ワシはCUREは全く聴いたことが無いんです。今回、記事を書くにあたって、ちょろっと調べまして、やっと興味が出てきました(笑)。
バンシーズはワシも大好きで、1枚ずつ集めては、修行のようにヘビロテで聴いております(笑)。バンシーズは年代によって、パンクだったり、ゴシック色が出てくるので、その点も面白いです。

  • 2008/04/04 (Fri) 07:47
セイラ

そういえば、編集長もクラブD.Jでしたね。それも、ゴスの!

私は、編集長のせいでゴス、ポジ・パンにハマってしまいましたよ(笑)

  • 2008/04/04 (Fri) 18:16