Anthony's CAFE 

archive: 2017年04月  1/1

わかりやすい五つ葉 と わかりにくい六つ葉

この時期、いつも四葉のクローバーを探すのですが、 見つける技術の向上と共に、近年は五葉以上でないと満足できない身体になってしまいました。 はっきり言って四葉なら、あちこち移動込みで三時間もあれば、どんぶり一杯分は取れる自信があります。 そこで今年は四葉を無視して、五葉以上に絞って探すことにしました。 ところが、今年に限って四葉までしか見つからないのです。 例年なら四葉十本に対して五葉一本の割合で見...

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幻三郎旅日記 第二話 「決闘! 二十四 対 一」 その4 (小説)

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二日後。 霧ヶ谷一風斎は、新たな当主となる人物の住む島にやってきていた。 中国地方の日本海側に浮かぶ小さな島々のうちの一つである。名を御島という。 海岸の周囲をぐるりと岩礁に取り囲まれており、その外側の海は一年を通してずっと波が荒いため、地元の漁師すら近づけない所だ。 遙か遠い昔、御島は本州と陸続きだった。地殻変動で海中に没した岬の最奥部が、島となって残ったのである。 その岬こそ、かつて岬護家と衛...

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しだれ桜 2017

撮影場所: 富山県 某所  Photo by Kuronoichi  しだれ桜が咲き始めたので、今年はライトアップをしてみました。 まだ五分咲き程度なのですが、まあまあ綺麗です。 満開にはあと二日といったところでしょうか。まあ、自宅の敷地内の桜なので、見物客は誰もいません。 サクラさえいません。 自己満足ですね。さて、雑草が生い茂り始める今日この頃。 そろそろ毎年恒例の四つ葉探しとまいりましょうか。  今年こそ七つ葉以...

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幻三郎旅日記 第二話 「決闘! 二十四 対 一」 その3 (小説)

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衣服に付いた返り血は、すっかり雨に洗い流されてしまっている。 その雨は徐々に激しさを失い、今は霧雨だ。ずぶ濡れの幻三郎は、ようやく洞窟の入口付近にまでやってきていた。「誰だ!」 細かい雨粒の幕の向こう側、行く手に小さな人影がある。「やはり来たな、弥陀ヶ原幻三郎」  野太い声が雨音の中を突き抜けてきた。背の低い男が入口を塞ぐようにして立ちはだかっている。投稿者:クロノイチ...

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入試前日 (ショート・ストーリー)

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桃の節句が終わったので、お雛様を片づけた。 うちのお雛様は享保雛といって、かなりの年代物だ。段飾りなどというものはない。 男雛と女雛だけである。冠をかぶせた状態で幅・高さともに四十センチ以上ある大きな人形ではあるが、二体のみということでセッティングや収納にはさほど苦労しない。 ただ、相当高価な骨董品らしいので、若干取り扱いに困る。既に女雛の髪が一部抜け落ちているし、男雛の手の甲にヒビが入っている現...

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