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年の瀬 (短歌) と ご挨拶
年の瀬の 閉店間際 スーパーで半額シール 貼るを待つ君(2014/12/31 庵祖兄)今年もあと2時間、いろいろとあったというかあり過ぎた年でしたが、 振り返れば、振り返るほど、涙が出てきそうなので、前向いていきます。生きます。 近所のスーパーに彼女と出かけて、正月用の食材を買い込んできました。 かなりのものを半額で買うことができたのですが、鏡餅だけは半額シールを貼ってくれませんでした。。。 店員さんの、イ...
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君に誘われ 夜空を仰ぐ (詩)
慌ただしかった一日も終りなにげなく夜空を見上げるとオリオン座が僕を見ていたいつもと変わらない表情で薄化粧をした夜空はオリオン座を隠しているけどうっすらと微笑む三日月がとても綺麗だよいつも僕たちを見ていてくれる夜空大好きだよ 投稿者:Nao(初出:2007/12/31 )...
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メール (川柳)
パソメール スパム削除が 日課となり投稿者: 多雨中微子(初出:2005/08/02 )...
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本棚の片隅で (詩)
小さな小さな文庫本いつ買ったのかも忘れていた本棚の片隅に なにげなくたたずんでいる文庫本いつからここにいるの?どうしてここにいるの?本棚の片隅で じっとしている文庫本少し色褪せて 少し湿っているかな文庫本あなたを買っておきながら 放っておいてごめんなさい文庫本 いっぱいいっぱい文庫本ぼくは大好き文庫本いつかいつかいつの日か心に残るひとかたを教えてくれるね文庫本だから大好き 文庫本 投稿者:Nao(初出:2...
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犬・猫・狼 立ち入り禁止 (Re-New & Mixed UP)
撮影場所:某県 某所 「犬・猫・狼 立ち入り禁止」 と書かれていても、動物にそれが読めるのか?理解できるのか? というのも問題なのですが、それ以上に私が気になるのは、「ツバメは可」 という件です。 某アパートの壁の貼り紙ですが、 アパートのオーナーは、ヤクルト・スワローズのファンなのでしょうか??投稿者: 清水の次郎長(初回掲載日 2007/02/17)[編集長-妄想]そんなことより、狼はどうした? 日本に...
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旅の宿 (短歌)
旅の宿 君の湯上り のぼせ顔 麦酒グビリで また赤ら顔 *十数年前の旅先で、酒の弱い彼女のことを詠んだ歌。 ちなみに、現在の彼女は凄く酒に強いです・・・(笑)投稿者: 庵祖兄(初出:2005/05/09 )...
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つぎはぎ の こころ (詩)
Photo by Asagimadara水の中に張り出した薄い氷を手にとってパリンと割ってみる割れた切り口はささくれ立ち削ぎおとりたばかりの刃が光る真ん中が皿のように薄いつぎはぎだらけの 切ない心割れて手のひら残った氷は隙間をぬって手の平から零れ落ちる両側から氷解していくわたしがいるうつろい気味な今朝の寒さ四季咲きでもないのはあの浅黄色のバラの花こまい粒の鏡を持って頭をたれため息をつくちょっとだけ 寂しいね投稿者: 浅...
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クリスマス・ケーキ (童話)
真っ白くて真ん丸な甘くて美味しいクリスマス・ケーキにキャンドルを灯しましょうほらほら、電気を切って暗くして今夜ばかりは マッチで灯りをつけましょうそうすれば ほらね 聞こえてくるでしょシャンシャンシャンシャンプレゼントを背中にいっぱいいっぱい背負ったトナカイのソリに乗った サンタクロースがあなたのもとへとやってくるよあなたの心を 幸せな気持ちで満たすために投稿者:Nao(初出:2007/12/25 )...
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ありのままに (詩)
心のままにありのままに苦痛もなく いられたら・・そんな日が 必ず来るそう 自分と明日を信じて 投稿者:かすみ(初出:2008/10/31 )...
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泡 [ うたかた ] (詩)
殻の薄い、巨大な卵の上でぼくらは朝昼の挨拶を交わし、「さよなら、またね」 と手を振ってたそがれどきに別れを告げる。ときには愛し合い、騙し合い、裏切ったり、裏切られたり、傷つけたり、傷つけられたり、泣いたり、笑ったりして、一日が終わる。父の父の、そのまた父の父の父… の代から、何千年にも亘って、飽きることなく繰り返してきた日常だった。数千年の間に、幾人もの母が、母の母が、母の母の母… の母が病を得、ある...
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東京には空がない (詩)
かつて東京に空が無いといわれただから東京に行ったらホントに空がないのか仰いでみた何の変哲もないポカンとした青い空が頭の上にあった東京には緑もないといわれた緑はあちこちたっぷりあったふるさとより沢山の箱庭を見た車がビュンビュン走る環八の直ぐ裏に小さな畠も見つけただけどみんな空々しかった薄く乳白くて先が透けて見えた大阪にも空がない大阪の頭の上には灰色がかったもやがあるきりだ大阪には緑すらない箱庭も畠も...
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一日の終わりに (詩) そして、 『山形のウロコ雲』
『山形のウロコ雲』 Photo by Asagimadara背を低くして携帯電話を空に差し出すあの山並みのその向こうに更なる山が聳え立つ西の空が燃えてくる夜はわたしの後ろから迫ってくる日の光とは真っ直ぐで燃えてくる頃には顔を差す誰もが仰ぎ見一日の終わりを告げられ闇が恋を語り夕暮れはそっと笑って明日を読む今日はいい日だったかそうじゃなかったか両手を高く上げ去っていく陽にありがとうありがとう今日をありがとう投稿者: 浅葱斑...
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もう少し・・・ (詩)
今日も疲れました仕事がきついもう辞めようかなー別に期待されてる訳でもないし仕事はもう良いごはんを食べるくらいなんとかなるだろうもうそんなに長く無い命楽しい事も苦しい事も寂しい事も悲しい事も嬉しい事も辛い事も面白い事もあれー まだまだ何か一杯ありそうだなーもう少し頑張ろうか美味しい事もありそうだなーーーもう少し頑張ってもう少し 投稿者: 麺食い子馬(初出:2005/11/09 )...
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A.O.R (詩)
夕暮れのビルが オレンジ色に輝くすっかり陽が落ちた街のBARで一日の疲れをジン・トニックでほぐしていくA.O.Rが似合う その店で *編集部・注: A.O.R はAdult-oriented Rockの略で、大人向けのロックの意味。米国では、A.C Adult Contemporaryという。投稿者:Nao(初出:2007/10/22 )...
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スプリング・バレー 泉高原スキー場 2014 (仙台市 泉区)
北日本に寒気が流れ込み、急速に発達した低気圧が発生。北日本を中心に大雪・大荒れの予報! こ れは、パウダーの予感・・・・!! 予定を変更して行くしかないと思いました。予感は的中!スプリングバレースキー場は、シーズン初頭から予想外のパウダースノーが降り積もっていました。まさにパウダー天国。 4時間券を購入して、9時から12時30分過ぎまで滑ってきました。最高のパウダー・ランができて大満足です。スプリ...
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海路 五歌 (短歌)
望郷の 思いはるけく 唐の国 仲麻呂郷の いのちの痛みよ父のごと また母のごとく 例えるも さにはあらざる 海の深さよいにしへの 親王もまた 海を越え 仏法求める 旅に出でにきかくも永き 海路はるかに 至り来て 虎に喰われし 親王あはれ南国の 王となりつる 長政も いのちはかなし 海に還りぬ投稿者: 英泉(初出:2005/07/12 )...
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三毛 と トラ (短歌)
三毛とトラ まだ生きている 立ち止まる郊外の冬 旅人途絶え投稿者: 霧島(初出:2010/02/10 )...
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柱 (詩)
Photo by Asagimadara1本の微動だにしない柱竹串のような折れそうな柱不動なものに変えていく春の庭に咲いた3段の薔薇出来上がったわたしの階段涙と傷ついたものから出来上がった雨漏りもしない堂支えるのは 柱時の流れの中に立ち風車と太陽に晒され雪に祈るのは削られていく石段幾人もの足を止め振り返って己をみたのか時がわたしと一緖になるときわたしはわたしのために今を生きる投稿者: 浅葱斑(初出:2011/12/11 )...
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生きている (詩)
薄暗い部屋で一人ポツンとたたずむ窓の外からは人々の音街は生きているトットッと確かに確かに生きている薄暗い部屋の片隅で私も確かに生きている投稿者:Nao(初出:2008/11/01 )...
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幸福・・ (詩)
幸福の原理・・・知恵と想像力と少しのお金?って誰だったか言っていた気がする 不幸を呼ぶ悪魔と幸せを運ぶ天使が交わった子供が人間なんだ。わたしの周りの人は 自分のことや自分の利益しか考えないような人ばかりのような気がする・・ ふと 思うみんな 毎日を あくせくと一体どこへ行くのだろう と 投稿者:夢人(初出:2009/05/22 )...
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りんご (詩)
リンゴリンゴ真っ赤な情熱に隠された酸っぱい真実リンゴリンゴりんごにまつわるかなしいはなし白雪姫は赤いほっぺをほうばったいぢわるな母は黄色いほっぺをこっそり食べた赤いほっぺを喉に詰まらせた姫はいったん死んで永遠の愛を手に入れた黄色いほっぺをむさぼった母は罰を受けて真っ赤に焼けたスリッパを履かされ踊り狂ったトッピンシャラリンハイオシマイ投稿者:縞猫(初出:2007/12/11 )...
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みやぎ蔵王えぼしスキー場 2014 (宮城県 蔵王町)
地元のえぼしスキー場で滑り、青根温泉 不忘閣(日本秘湯を守る会会員の宿)に一泊してきました。 初滑りは、秋田や山形、福島のスキー場が多かったのですが、地元宮城での初滑りと相なりました。 いやー、幸先がいいですね。(笑) 山形の蔵王、天元台、福島の箕輪、クランデコ、岩手の安比高原、夏油高原などが、ほぼ同時期にオープンしました。 例年ではありえないことです。 それだけ今年は雪が多いということでしょうか?...
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師走の朝 (短歌)
吐く息が 白く漂う 師走かな朝の水汲み 手に凍み痛む 寝ぼけ眼で顔を洗おうとしたら、水に触れた瞬間に冷たさで目が覚めました...投稿者: Anthony...
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おと こ (詩)
えろほんをのぞくとはずかしそうにしているのが おと こていねんはないといいながら 2かいできなくなることもあるのが おと こかつれいしないと いすらむのおんなと けっこんできないおと こ はかならずしも ふといことがいいことではないおなじように ながいことも ぷらすではないようするに あい がかんじんだなと ただのえろじじいのくせに いってみたりするのでした。投稿者: ザンビア河野(初出...
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クラリネット (詩)
雪降る街でクラリネットを吹いているお嬢さんそろそろ 帰るお時間ですよユニゾンが楽しいのはわかるけどお家でお母さんが待ってるよ 投稿者:Nao(初出:2011/12/27 )...
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男伊達 (詩)
男伊達そんな格好良い言葉で呼ばれたいジャンパー(今はブルゾンって言うらしい)が良く似合うって言われるけど最近スーツなんて着たことないジャンパーしか持ってないしそれも最低5年前のもの頭ももじゃもじゃでどうかすると不潔っぽいって言われるいいじゃないかと心の中でで反論するけど本当はたまにはパッリとスーツを着て周りを驚かせたい終盤の人生何か良い事ないかな彼女も欲しいし自動車も欲しいあれこれ欲しいものばかり...
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NHK大河ドラマ 『獅子の時代』
NHK大河ドラマ 『獅子の時代』 DVD 完全版 第一巻 菅原文太さんというと、もうかれこれ30年くらい前のNHK大河ドラマ 『獅子の時代』 が思い出されます。 数年前には、総集編をレンタルDVDで観ました。 わたくしにとっては、非常に面白くて、興味深いドラマでした。 会津藩士の 平沼銑次(ひらぬま せんじ)* を演じた菅原文太さんはかっこよかったです。 明治政府(伊藤博文)の暴虐な権力に立ち向かう眼光鋭い抵抗者であり、ヒ...
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師走 五句 (俳句)
鴨遊ぶ 楽譜の川面 鎮魂歌川面打つ 激しき雪の 笑い顔雪の街 笑い声さえ サイレント雪翔んで カクテルライト 燦々と格子戸の 頬赤の子に 雪のキス 投稿者: 光太郎(初出:2005/12/24 )...
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男だから (詩 )
Photo by Asagimadara遠いところまで 行っておいで女の子には 叶わない夢行きたいと思うときわたしはそれを止めやしないそれは小さな子供だった部屋の隅っこで蹲っているそんなちっぽけな 子供だったいつのまにかわたしの身長を超え腕回りさえその太ももでさえわたしをはるかに上回る大きくなる留まることをそれは知らない君が一人前の男となり可愛い人と結ばれるときわたしは君らに最高の贈り物をしたい今はお行きそれだけしか...
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菅原文太さん ありがとう!
文太さん、心よりご冥福をお祈り申し上げます。 合掌! なんか続きますねー(高倉健さんの後に続いて ・・・・・・) 菅原文太さんは、わたくしの地元仙台、宮城県の英雄です。 広島の出身でないの?と思っている方も多いと思いますが(笑)、仙台の出身なのです。 仙台の進学校 仙台一高 時代は、新聞部の部長をやっていて、なんと、一年後輩には、井上ひさしさんがいました。 当時、井上ひさしさんが書いてくる記事を 「...
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初冬 五句 (俳句)
寒の入り おでんと酒が 闘って忘れ花 恋の火加減 調整中狼煙上ぐ 山の頂き 白髪見ゆ白雪を 被る木曾岳 祖父の顔火を消して 北窓塞ぎ 店閉めた 投稿者: 光太郎(初出:2005/11/28 )...