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懐かしい香り (詩)

あなたに会うのは初めてだけど

どうして初めてじゃないのかな?

あなたに懐かしい香りがするのはどうして?


潮の香り

初夏の香り

蜜の香り

古ぼけた香り

そして命の香り


みんな みんな 大好きだよ












投稿者: Nao

(初出:2007/06/27)





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[ 2015/08/31 23:45 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

君に さよなら・・ (詩)

君に

さよなら・・


誰もいない教室の隅で

つぶやいた



君に

さよなら・・


君の

風と遊ぶ波のような

長い髪に

触れたかった












投稿者:香蓮

(初出:2007/06/23)





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[ 2015/08/31 23:35 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

口紅  蕾の中が真っ赤になった (詩)

蕾の中が真っ赤になった
"蕾の中が真っ赤になった" Photo by Asagimadara



そっとつまんで

あなたをわたしに持ってくる


生まれたばかりのちいさな蕾

蕾の中が真っ赤になった


雨上がりには化粧する

眉を引き

肌色を塗り

わたしに似合う服を選ぶ


スカートが動き始めるとき

足首がくすぐったくって

階段を下りるときが一番好き


あなたを取った瞬間

わたしは 女になる












投稿者:浅葱斑

(初出:2007/06/25)





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[ 2015/08/31 23:25 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

ピエロ (詩)

ピエロ?? バンコクにて
"ピエロ?? バンコクにて" Photo by Kirishima



ピエロは いつも 

泪をいっぱいためて 笑わせる


そんな ピエロの哀しみは 

自分がピエロと気づいたときから

あるのだろう・・・


だからピエロは 一生懸命ピエロであることを隠そうとして

ピエロの真似をしているんだ

きっと・・・・












投稿者:霧島

(初出:2007/07/19)





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[ 2015/08/30 23:44 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(7)

夏は儚い季節 (詩)

大きな大きな花火を見たよ

ドーンドーンと鳴り響く


一つ一つの輝きが

夏の夜空に散っていく


夏ははかない季節

シャボン玉さえ散っていく












投稿者: Nao

(初出:2007/08/02)





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[ 2015/08/29 23:44 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(2)

君を探す旅して (詩)

君を探す旅をした

この夏

本当の君を

見つけられることができなくて


僕は 寂しさがつのるばかり

風のようにつかまらない

つかめない君だから


もう この旅は

終わらせることにしよう












投稿者:香蓮

(初出:2007/08/02)





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[ 2015/08/29 23:39 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

安心 うたたねの猫 (詩)

安心 うたたねの猫
"安心 うたたねの猫" Photo by Asagimadara



抱かれていると安心

置かれてしまったら

それが寂しい


爪をたたみ

丸い手になり

首をかしげて


瞳はそう

細くなるよ


青の中に

一条の緑が混ざる

            
洗いたての陽の香り

胸いっぱいに吸い込んで


安心

安心 うたたねの猫


僕も眠ろう












投稿者:浅葱斑

(初出:2007/08/02)





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[ 2015/08/29 23:32 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

僕のそばで (詩)

そうやって いつも君は

心のなかに鍵をかけたまま
 
「私さえ我慢すればいいの」 と

口にする


そんなことを 思ったって

幸せなんかには なれやしないよ


どんなに全能な神様だって

手を貸すことは出来ないさ


だからね

ゆっくりでいいんだ

ありのままの君を

君自身の手で探すことさ


君がいつか

微笑むことができたとしたら


きっと

世界中の神様が集まって

君に手を貸してくれるはずだよ


僕は ただ

いつも君のそばにいて

君を見ている

それしかないのだから













投稿者:香蓮

(初出:2007/07/13)





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[ 2015/08/28 23:56 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

日常 バンコク郊外にて (詩)

日常 バンコク郊外にて
"日常 バンコク郊外にて" Photo by Kirishima



毎日同じ道を歩いて

勤務先や学校に通い


通る道に沿う

家々も 

人々も


みんな 

持っているのは

ひとつの典型


日常 だと理解した












投稿者:霧島

(初出:2007/07/14)





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[ 2015/08/28 23:51 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(2)

風を探して (詩)

風を探し 緑を求め

辿りついたところは やはり 心の古里だった


この里に来ると なぜか 涙がでてくる

「ただいま」 は日常の言葉だけど

一年ぶりの 「ただいま」 もあるんだ


「お母さん 晩ご飯できた?」

「ハイハイ、今日はすき焼ですよ」


炭の香りが心をくすぐる

そして いっぱい いっぱい おかわりするんだ













投稿者:Nao

(初出:2007/08/17)


[編集長-補足]

 Naoさんの 「心の古里」 は、たぶん、京都府南丹市の美山町だと推測されます。


 → 「美山町  1 (京都府 南丹市)」(Anthony's CAFE 2006/08/30)

 → 「美山町  2 (京都府 南丹市)」(Anthony's CAFE 2006/09/06)


 僕もNaoさんと共にこの里に行きましたが、炭の香りの印象が強いです。





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[ 2015/08/26 23:58 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

少しだけ秋色 (詩)

風を入れましょう

少しだけ窓をあけて


ほんの少しだけ

秋色した風がこの部屋に入り込む


風に乗って

枯れ木を燃やした懐かしい匂い

コスモスが揺れる庭先に

トンボが忙しそうに飛び回る


少しだけ秋色がみえたりする

こんな日は













投稿者:香蓮

(初出:2007/08/21)





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[ 2015/08/26 23:53 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(6)

キンセンカ (詩)

キンセンカ
Photo by Asagimadara



キンセンカ

いや キンレンカ

紛らわしくて ナスタシウム


科学的な名前だなあと

サラダに食べられるのにね


部屋が寂しいから

我が手に折られて明かりになった

マリーゴールドとナスタシウム


毎年、ひと袋ずつ種を撒いて増やしていく

どこまで続くのか、鮮やかな花よ






*花は 花同士でお話でも? ゝ(・只・) やあ 毎年ですが今年は やたら石灰がとかケイフンが臭すぎるとか

 オヤジギャグみたいには?  聞きたくて、内緒で話を聞きたくて、アンデルセンに問いたいお話












投稿者:浅葱斑

(初出:2013/08/07)





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[ 2015/08/26 23:47 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

ネガティブで行こう! (ショート・ストーリー)

これは、フィクションでごじゃるよ。


 やっとの思いで完成させた随筆の原稿をテーブルの上に置いていたら、一匹のアリがやってきて、原稿の上でウロチョロし始めました。
 
 「アリ来たり」 と駄目出しされている気分。
 
 落ち込みました。

 
 自分の夢を追いかけていたら、いつの間にか自分が老いかけていることに気付きました。
 
 落ち込みました。












投稿者:クロノイチ





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[ 2015/08/25 23:47 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

君と出合ったこの砂浜に (詩)

この思いと

このわが身を

埋めてください


やがて

いくつかの波が

この身と君への思いを 海へと

流してゆくだろう


そして わたしは

永遠の海へと

旅に出る












投稿者:香蓮

(初出:2007/06/25)





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[ 2015/08/25 23:07 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

積乱雲 (短歌)

積乱雲
"A cumulonimbus" Photo by tau_neutrino



窓外に 積乱雲の 湧き上がり

時折見つつ かき氷食い
















投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/08/31)





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[ 2015/08/25 22:55 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

夏がゆく (俳句)

雨雫 したたる毎に 夏がゆく












投稿者:縞猫

(初出:2008/08/27)





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[ 2015/08/24 23:51 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

燈花会  春日野園地 (短歌)

燈花会  春日野園地
"To-kae(Kasugano-enchi)" Photo by tau_neutrino



まほろばに 集う人と 灯花(あかりばな)

祈りとともに 咲いて輝く













投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/08/30)





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[ 2015/08/24 23:45 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

風待ちの宵 (短歌)

風待ちは 港ばかりと 限らない

我が家の窓辺 鳴らぬ風鈴













投稿者: 庵祖兄

(初出:2005/08/24)





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[ 2015/08/23 23:59 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(5)

燈花会  浮見堂 (短歌)

燈花会  浮見堂
"To-kae(Ukimido)" Photo by tau_neutrino



夜の闇を 流るる燈火に 導かれ   

遠き夢へと 小舟を出(い)だす













投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/08/28)





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[ 2015/08/23 23:54 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(3)

ドふんばリズム♪ (短歌)

昼下がり ドふんばリズム♪ う~ん ううん

したたる汗が きしむ便座に







*今から二週間ほど前の日のこと。大阪の日中の最高気温は37℃を超えていたが、我が家の室温はさらに越えていた。

 数日来の便秘で苦しんでいた僕に突然の便意がやってきた、、、腹痛とともに。。。

 うだるような暑さの中で、僕は、何故だが、5拍子で唸っていた。TAKE 5♪ 

 結果、みごとに出産。生みの苦しみを五十男が味わうとはっ !












投稿者: 庵祖兄





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[ 2015/08/22 09:56 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(6)

燈花会  奈良町 (短歌)

燈花会  奈良町
"To-kae(Nara-machi)" Photo by tau_neutrino 



路地端に 数多の燈火 ゆらゆらと

古(いにし)へ偲ぶ 奈良町の夜













投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/08/25)





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[ 2015/08/22 09:40 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

障害物 (詩)

見えない

見えない

前が見えない

信号機が見えないぞ


車線を変えたら割り込まれ

横に着いたら 店が見えない


バックミラーに何か光った

怖いぞ

怖いぞ

大型バスが後ろについた


佐川急便が隣に来て

前にトラックがいて


何も見えず

わかりもせず

囲まれたまま

通り過ぎちゃった目的地


 =v。v:=   うぬ












投稿者:浅葱斑

(初出:2008/07/17)





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[ 2015/08/22 09:31 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

向日葵 (短歌)

大烏(おおがらす) 供物啄ばむ 墓地迷路

出口の向日葵 菩薩の如し













投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/08/25)





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[ 2015/08/20 23:59 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

白き指 (俳句)

白き指 朝顔の種 瓶に溜め


夏雲や 土の香りの 庭を掃き


移り気の 夕立降りぬ 浴衣の子


宿題を 済ませ氷菓の 黒い顔


打ち水の 描いた模様 足で見る













投稿者: 光太郎

(初出:2005/08/29)





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[ 2015/08/20 23:56 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

稲妻 (俳句)

野の師父の おろがみ祀る 稲光












投稿者: 英泉

(初出:2005/08/09)





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[ 2015/08/18 23:59 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(3)

稲光 (短歌)

真夜中の 闇に瞬(まじろ)く 稲光

吾が目裏に 銀の帯残す













投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/08/08)





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[ 2015/08/18 23:57 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

観覧車 (詩)

丘の上に

虹色のひまわりが見つめている


朝焼けの朱色に染まりながら

流れる風のささやきと

雲の流れに顔を出す


早起きの子供たち

朝顔の花が 

まだ露を湛えているよ


さあ 行こう
  
お昼の準備を 
  
籠いっぱいに詰め込んで
  

水筒に
  
唇の歌 詰め込んで


虹色の丘を目指して

あのひまわりを追いかける


一緒に乗ろう
  
あの大きな花びらの中に飛び込もう


抱き合って

あの空間まで 飛翔しようか


我らの町は 小さな町

人も 
  
車も 
  
地上の果て


誰よりも高い場所で

子供たちよ 平和を祈ろう


大きく手を広げて

雲までつかもう


一巡りするよ

地上に戻るときまで












投稿者:浅葱斑

(初出:2005/08/01)





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[ 2015/08/18 23:52 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

落雷 (短歌)

稲妻の 音に怯えて パソコンへ

走り駆けつけ 電源を(コンセント)抜く






 *実家のテレビが二度も落雷で(アンテナ経由&電線経由)全損したことのある僕は、雷が大嫌い!(恐怖)













投稿者: 庵祖兄

(初出:2005/08/08)





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[ 2015/08/14 23:53 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(5)

高原のひまわり (短歌)

ひまわりは  気高く哀し イタリアの
   
高原に咲く あのひまわりは













投稿者: 英泉

(初出:2005/08/06)





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[ 2015/08/14 23:48 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

梅花藻 (詩)

梅花藻
"梅花藻" Photo by Asagimadara



まだ明けやらぬ 梅雨明けの

ゆらり流れる バイカモの花


青色を映し出す水面

しだいに真っ白くなる五枚の花弁の

すうっと伸びる若い茎を見つけると

溺れるなよ

沸き上がれよ


祈るような気持ちになるのは

どうしてだろうね


ウメバチモとも 言うんだってさ

夏の梅

似ているから 笑


揺りかごが 水

輝く水


愛らしいね

可愛らしいね












投稿者:浅葱斑

(初出:2013/08/07)





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[ 2015/08/14 23:37 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

夕立 (俳句)

夕立に 布団濡らされ 小言聞く





 *突然の夕立、まさにバケツをひっくり返したっていう表現がピッタリでした。 ベランダで干していた布団を取り入れた時は、既に手遅れでした。。。












投稿者: 庵祖兄

(初出:2005/08/06)





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[ 2015/08/13 23:47 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(3)

月 (詩)

月は哀しからずや ふいに出る月

夕暮れまだ空白く 赤き陽焼け落ちぬうち
  
人知られず昇る月 寂しからずや


星の供なく雲にも遮られず
  
無頓着にほうっておかれてたった一人
  
東から西へ 否 西から東だったか
  
つい…と 寡黙に流る 寂しからずや

  
生きる物寝静まり闇の中
  
音無の灯 哀しからずや

やがて黎明から暁至り
  
別れも告げず速やかに居ぬ 侘びしからずや

炉端のコオロギ 月 哀しからずや




*月が見られてホクホクの毎日です(笑)。












投稿者:縞猫

(初出:2008/07/14)





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[ 2015/08/13 23:39 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

朱い鳥居 (詩)

朱い鳥居はひとつずつ

代が変わるごとに建てて行って

三代目には 大きくなり

四代目には 消えてしまう


稲荷さまは狐に乗って

田畑や家の周りを駆け回る


鳥居は 今は二つあるはずで

四つ目には なくなるだろう


閉じ込めてはならない

小さくて優しくて あばよ

わたしは口を挟めない


あなたの化粧した顔の皮膚が

ボロボロと剥がれ落ちてる


黒いお茶のなかに

顔の皮膚が剥がれ落ちてる


なにかが違うと

わたしのなかで 訴えている


君は だあれ
 
朱色の鳥居の方ですか?


小さなお酒と油揚げと

蝋燭を持って

お礼参りに行きましょう


未熟者だけど

気づかせてくれてありがとう

と お礼参りに行きましょうか












投稿者:浅葱斑

(初出:2013/07/28)





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[ 2015/08/13 23:31 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(2)

夏はもうすぐ (詩)

ザーザー降る

大切な雨が降る梅雨が終わると

ミーンミーンと蝉の鳴き声

シャボン玉飛ばし

水風船投げ合って

夜になったら線香花火

スッと頬を撫でる夜の風

夏はもうすぐ












投稿者:Nao

(初出:2008/06/28)





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[ 2015/08/11 23:58 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

猫 虫刺され (詩)

猫 虫刺され
"猫 虫刺され" Photo by Asagimadara



気温36度

日陰でも暑くて

身のおきどころがない苛立ちの中

ねこ 災難


家の中で大騒ぎして

外に出れば熱中症になる

今日は不機嫌

ねこ 災難












投稿者:浅葱斑

(初出:2008/08/06)





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[ 2015/08/11 23:54 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

夕立 (俳句)

夕立や 股立ち高く 君来たる


夕立を 止むなと願う 軒の下


夕立が 止めばかなわぬ また会う日


夕立や 手を重ね合う 傘の中


夕立に たたずみ つぶやく 「さようなら」















投稿者: 英泉

(初出:2005/08/04)





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[ 2015/08/09 23:59 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

花火の夜 (短歌)

川沿いで 揉まれ疲るる 花火の夜 

冷ゆる麦酒と その泡に癒え













投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/08/02)




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[ 2015/08/09 23:57 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

ひまわり (詩)

こころのなかに

明るさをくれる

たて縞模様の 涙の種よ


やがて

涙は おおきな花となる


わたしの身長よりも

さらに大きな花となる


枝分かれするのは
  
夢を 忘れないために

  
ひまわりは 花束になる
  
四方八方に
  
その手を伸ばして


夏の象徴 ひまわりの花

大きく その花を咲かせておくれ


目を閉じるなよ
  
ひまわり
 

うつむくなよ

ひまわり


咲かせて 実れ

ひまわり


そして

わたしにまた たて縞の

モノトーンの夢を落としてください











投稿者:浅葱斑

(初出:2005/08/01)





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泡の酒 (俳句)

泡の酒 喉通過して 冷奴


夕立に 傘さしかけられ 初恋の


稲妻や 蚊帳が二人の 影映す


砂浜を 入道雲の 覗きおり


向日葵の 向きたる先に 君が影













投稿者: 光太郎

(初出:2005/08/02)





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[ 2015/08/08 00:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(3)

夏の陽炎 (詩)

フワフワと

投げれば破れる水風船


そっと投げて

そっと受け取らなければ

たちまち破れる水風船


水は水に溶け

破れた風船は

小さな小さなゴミになる

どこかはかない水風船


そんなか弱い君だけど

なぜか大好き水風船












投稿者:Nao

(初出:2008/06/23)





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[ 2015/08/07 23:54 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

球 (詩)

水風船
"水風船" Photo by Asagimadara



球になる

そうすれば裏も表も何もない


影は

どこまで行っても探せない


光は

どこまでも光となるから

騙されることなどなにもない


光しかなかったなら

それは大変疲れると思う


影しかなかったなら

それは真っ暗で何も見えない


こまったね

こまったもんだね


抱き合えたならいい

あなたと

わたし


二人で影を塗りつぶして

二人一緒に球になる


ぬくもりがあり

確かな感覚があり

光も影も溶け込んでいくから


それがいい












投稿者:浅葱斑

(初出:2008/06/23)





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熊谷うちわ祭 (短歌)

熊谷うちわ祭
Photo by tau_neutrino



国道に 山車屋台が行く 夏の午後  

団扇を扇ぎ 祭見物   


山車屋台 引き合い叩く 鉦の音

その激しさに 心奪われ


星川に提燈の灯 揺らめいて
 
一時休らふ 小橋の袂 














投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/07/30)





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[ 2015/08/06 23:41 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

空のこころ (詩)

かたよらない こころ

こだわらない こころ

とらわれない こころ


ひろく

ひろく

もっと ひろく


これが 空のこころなり












投稿者:浅葱斑

(初出:2013/07/28)





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[ 2015/08/05 23:58 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

自業自得 (詩)

森深く 谷おおらかに

水清く人々の暮らしを豊かにせん


太陽きらめき なれど雲厚し

古より続く大いなる恵み


今、我の手によりて破壊す


天は周り 天は関せず

天より来たる仏呟く

それ自業自得なり












投稿者:Nao

(初出:2008/06/30)


[編集長-ひとこと]

 鬱の襲われて病床にあっても、故Naoさんの心は、常に奈良県吉野郡の山々にあった。

 そして、その山々を守る為の環境運動。

 しかし、その山々に行くために大量の燃料を使って自動車で行くという事の矛盾も常に口にしていた。

 この詩は、そういう自己矛盾に対しての詩だったのかも・・・





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[ 2015/08/04 18:23 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(2)

海に架かる虹  [断筆] (詩)

海に架かる虹

海に架かる橋

いつか見たあの夏の日

君は車の窓から

虹に向かって手を振ったね




*ダメだ、涙が出てきたので、ダメです.これ以上ダメです。.断筆・・・ と、10年前に断筆し、その後何回も続きを書こうと挑むも、未だ書けません。。。













投稿者: 庵祖兄

(初出:2005/07/13)





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[ 2015/08/04 17:54 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(3)

夏旅の宿 (短歌)

夏旅の宿
"Rainy day" Photo by tau_neutrino



徒然に モニター眺むる 風雨の日

ネットで探(あなぐ)る 夏旅の宿













投稿者: 多雨中微子

(初出:2005/07/12)





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[ 2015/08/04 17:38 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

千里山・夏 (詩)

小詩集 『大阪ラプソディー』 より 47年前の詩


昭和42年8月15日

ディーン《北》待ち

北の詩人 振込み

   =十三’ム九


昭和42年8月19日

酋長《九万》つもる

  =十三’ム九


昭和42年8月21日

春団治《ニ筒》つもる

  =四暗刻


昭和42年8月22日

玉の松《ニ筒》つもる

  =四暗刻


昭和42年8月25日

マル《九万》待ち

北の詩人 振込み

  =十三'ム九


昭和42年8月26日

春団治《一竹》つもる

  =大三元


昭和42年8月28日

ディーン《南》つもる

  =字一色


昭和42年8月30日

マル《白》つもる

  =大三元


時に淡路島より現金書留着。

仏性無南北

よってもって瞑す

九牌禅士

よってもって終焉す

只管打坐三昧
 











投稿者: 英泉

(初出:不明 )





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[ 2015/08/03 23:42 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)