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Naoさんの 「セレブな人妻 涼子」 (官能小説 - 未完)

当ブログの投稿記事のコメント欄に埋もれていたNao氏の官能小説を校正・再構成して、ここで発表させていただきます。


 → 「セレブな方が、熊の出没を注意して下さっておられます!」(Anthony's CAFE 2008/09/12)

 の記事に触発されたNao氏が突如、同コメント欄に 「熊のような男に強姦されたセレブ妻」 をテーマに官能小説を書き始めたのが、11年前のこと。

 3週間の間に6回、コメントとして送信されましたが、そのコメントを見た読者の感想や指摘が、その次の描写や登場人物のセリフに反映させれるという、とても先進的?なものでした。

 Nao氏が鬱状態の中で創作されたものなので、誤字や誤表現が見かけられましたが、個性重視の為に校正は最低限にとどめました。

 途中、「続く」 となっていますが、鬱病悪化の為、絶筆となってしまいました。


 では、 では、読んでいただきましょうか・・・・



 但し、官能小説の為、 18歳未満の良い子は読んじゃダメ!











投稿者: Nao    構成: Anthony   (初出 2008/09/01 ~ 2008/10/03)





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[ 2019/12/26 16:32 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(17)

Naoさんの 「しあわせ の かくれんぼ」 (小説 - 未完)

当編集部にある物理的に破壊しようとしていたHDD。

 
 データ復旧しようにも破損が酷くて、どうしょうも出来なかったモノで、10年間放置しておいた。

 
 それを破壊(分解してから、ディスクをハンマーで粉々にする)する前にダメ元で、ジャンク屋で買った電源付きのHDDケースに入れてみたら断片的にではあるけれど、データを少なからず回収できた。

 今年が故Nao氏の七回忌ということで、ここ数か月間でボツ記事用の画像等をそこから拾い上げて何本か記事にしてきた。

 今回は、小説家・童話作家を目指していた彼が出版社に持ち込むことを前提に書いた小説のイントロ部分を世に出したい。

 2007年10月、当時、僕はフリー・ライターとして旅行雑誌なんぞで取材記事を書いたり、編集プロダクションの下請けで業界紙の編集をしていたりしていたので、彼から出版社のことや雑誌の投稿についての相談を受けていた。

 彼は親戚が経営していた温泉ホテルで番頭?をしていたり、旅が好きだったので、その辺りのことを書くように薦めていたんですが、(それは、このブログで 『下男日記』 につながったのだけれど)どうしても、小説を書きたいと試行錯誤していた。

 で、そんな時にとにかく、書き始めたのが、この 『しあわせ の かくれんぼ』 。だけれど、最終的にはアクション、ハード・ボイルドにしようか、官能小説にしようかと悩んでいて、結局は未完になってしまった。


 では、読んでいただきましょうか・・・・












投稿者: Nao    構成: Anthony





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[ 2019/12/11 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(23)

星が綺麗ですね (ショート・ストーリー)

月の美しい夜だった。


 母と子が家の前で月を見上げていた。
 

 ふと子供が寂しげに母親を見つめて言った。

「ねえお母さん、もう随分長い間、お父さん、帰って来ないね」
 
 母親は、と胸を衝かれたような表情をした。

 (言えない。お父さんがもう二度と帰らないなんて、とても言えない)











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/12/08 18:20 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

季節ネタ 雪が降りまスノウ (小噺)

「雪が降りま スノウ

「寒くて道が 凍るど

「ところでスキーは 好き…… ですか?」

「さっそく思いっきりスベッてますよ」


「スキーはよく行くんですか?」

「いやぁ、 がなくてね」












投稿者:クロノイチ





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[ 2019/12/01 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

雪だるま (ショート・ストーリー)

久方ぶりにまとまった雪が降った。雪を心待ちにしていた弟は大はしゃぎである。


 とはいっても、たった二十センチなのだが。


 この地方の感覚では一メートル積もってやっと平年並みだ。

「さてと」
 
 弟が妙にウキウキした表情でそう言った。

「どこ行くの?」

「庭で雪だるまでも作るわ」

 弟が照れくさそうに答える。自分でも子供っぽいと認識しているみたいだ。











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/11/28 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

アゴ A GO GO (ショート・ストーリー)

Long long ago あるところに大層アゴの長い男がいました。


 男のあだ名は 「チョーチン」 です。「長いアゴ(Chin)」 もじってつけられた名前で、男はそれをとても気に入っていました。


 男は大した取り柄もなく、無職でしたが、目立つアゴのおかげで村の人気者だったのです。

 ところがある日、男に思いがけない不幸が訪れました。なんと男の家の隣に、男よりもさらに長いアゴを持った老人が引っ越してきたのです。

「ま、負けた……」
 
 男はうなだれました。

 自慢のアゴも、氷柱のように伸びた老人のアゴにはさすがに見劣りします。











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/11/18 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

BARの片隅で (詩)

冷えきった体を彷徨う夜の街

BARの重い扉を開けると

暖かい笑顔のマスターが出迎える


停まり木に座り 「ホット・ラム」 とオーダーする

「ダークで?」


マイヤーズに手を伸ばすマスターに

「いや、今夜は白いので」


ヤカンに火を着けロンリコを注いでくれる

やがて湯気がともる銀色の取手がついたタンブラーが運ばれ

俺は一息をつく


木のぬくもりのするBARの片隅で














投稿者:Nao

(初出:2008/02/17 )





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[ 2019/11/16 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(13)

明晰夢 その3 (ショート・ストーリー)

夢のコラボ


 我が街には時々ヒーローがやってくる。

 
 数年前からのことなのだが、あたしの住む街にこのところ頻繁に凶悪な怪獣が出現するようになった。だいたい一週間に一度は異なる怪獣が現れて大暴れする。
 
 自衛隊も歯が立たない怪獣ばかりだ。当然避難勧告も出た。でも誰も避難せずに、束の間の平和を楽しんでいる。
 
 ヒーローがやって来て、たちどころに退治してくれるとわかっているからだ。

 
 ヒーローは、カッコいいマスクの細マッチョな銀色の巨人で、人間の味方である。我々をいかなる怪獣の脅威からも守ってくれる神のような存在だ。











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/11/14 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

ツッコミどころ多数 (ショート・ストーリー)

弟の好きな特撮戦隊ヒーロー番組が先週最終回を迎えた。
 
 
 と、思ったら今週また似たりよったりの新番組が始まる。どんなヒーローか知らないが、どうせあたしには見分けが付かないレベル。


 内容もきっとワンパターンである。
 
 弟はよく飽きずに見続けられるものだ。
 
 そんなことを弟に言ったら、「歳とったんだよ」 と笑われた。 いやいや、あんたが幼稚なんだよ。

「まあ、第一話だけ付き合って見てくれ。事前の情報じゃ、今年のはちょっと色合いが違うそうだぜ」

「焦げ茶色とか橙色とか出てくるの?」

「そういう意味の色合いじゃないけどな。ま、色物ってことだ」











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/11/09 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

松竹梅 (ショート・ストーリー)

俺の家にはスライムが住み着いている。


 スライムといっても、粘液状のおどろおどろしい人食いスライムではない。姿形はドラゴンクエストのスライムに瓜二つである。


 しかも青い。なかなか愉快な表情をしていて、人懐こく、悪さもしないので、敢えてどこにも通報しないで家に置いてやっている。

 ちなみに名前は、ドラゴンクエストのモンスターに似ていることから、「ドラクエのモンスター」を略して 「ドラエモン」 とした。

 青い体色にピッタリのネーミングである。

ちょっと危ない名前だが、「えもん」 がカタカナということに免じて許していただきたいと思う。












投稿者:クロノイチ





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[ 2019/11/06 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

明晰夢 その2 (ショート・ストーリー)

真っ暗だ。


 ── わかってる。これは夢だ。


 あたしの夢は、いつも真っ暗な空間に一人ぼっちの状態から始まる。
 

 弟が言っていた。これは明晰夢なのだと。 

 夢の中で 「これは夢だ」 と気付けば、あとは自分の意志次第で自由に夢の内容を作り替えることができると。

 でも、あたしの場合、今まで一度だって思い通りの夢を見られた試しがない。
 
 
 いつまでも真っ暗なところにいるのも嫌なので、こう念じてみる。

「光あれ!」












投稿者:クロノイチ





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[ 2019/11/03 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(3)

仮装現実 (ショート・ストーリー)

テレビを見ていた弟が不意にあたしに訊ねてきた。


「なあ、ハロウィンって何だ?」


「あんた、あたしにはすぐ 『検索しろ』 っていうくせに、自分には甘いのね」

「まあ、そう言うな。今、手元にスマホがないんだ。あのカボチャのお化けがハロウィンなのか?」
 
 弟が画面に映ったぬいぐるみを指差す。

「馬鹿ね。あれはジャック・オー・ランタンっていうの」

「ジャック・オランウータン? サルなのか?」
 
 ボケているのかマジなのか悩む。











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/10/30 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(4)

回転寿司 (ショート・ストーリー)

姉ちゃんが悔しがっていた。


 町の商店街でくじ引きキャンペーンがあったのだが、よりによって一等が当たってしまったのだという。

 
 一等なのになぜ悔しがらなければならないのか。それは、このくじが当たりの等級に応じて、買い物をした金額の何割かが現金で還ってくるタイプのものだったからだ。

 一等はなんと十割が還元される。つまり買った商品がタダになるということ。なのに姉ちゃんは、肉屋でしゃぶしゃぶ用の牛もも肉と豚こま切れ肉とで迷った末に豚こま切れ肉を買い、トンカツとコロッケとで悩んだ挙句にコロッケを選んでしまったのだ。

 これは俺でも悔しい。 姉ちゃん、気持ちはわかるよ。











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/10/28 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

おやつ (ショート・ストーリー)

戸棚に賞味期限切れ直後のお茶菓子があったので、弟の部屋に 「おやつ」 として持っていく。


 大丈夫。 弟ならばたとえ賞味期限を一週間過ぎていたとしても、お腹をこわすことなどない。


「ヤツよ」
 
 あたしはわざと嫌そうにそう言うと、おやつの皿をお盆ごと手渡した。
 
 弟が 「おやつのことはヤツと呼べ」 としつこいもんで、まあ、そのくらいならいいかと思いながらも、言いなりになるのも癪に障るんで、ついこんな感じに。

「サンキュ。ヤツも随分と丸くなったもんだな」
 
 ただのまんじゅうである。











投稿者:クロノイチ





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[ 2019/10/26 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

天狗の酒盛り (ショート・ストーリー)

とある山奥。 天を衝くような檜の大木の上で、大天狗が大勢のカラス天狗達と酒盛りをしていた。


「ささ、大天狗様」

「うむ」

「どうぞ。もう一杯」

「うむ」

 大天狗はカラス天狗達から注がれる酒を次から次へと飲み干していく。
 
 そのうち、すっかり酔いが回った大天狗は、威厳も何もなく与太話に興じ始めた。

「わしは 『大天狗様』 と呼ばれるのはもう飽き飽きしておるのじゃ。かといって人間みたいに他に本名があるわけでもなし。何かわしに相応しい呼び名はないかのう」













投稿者:クロノイチ





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[ 2019/10/24 23:00 ] Menu:05 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)